エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「2024年ミドルの求人動向」についてアンケートを行ない、214名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

結果 概要

★ 転職コンサルタントの約8割が、2024年は35歳以上のミドルを対象とした求人が「増加する」と回答。

★ 2024年にミドル求人が増加する理由、トップは「若手人材不足による採用人材の年齢幅拡大」。

★ 増加が予想されるミドルの求人トレンド、業種 「IT・インターネット」、職種「技術系(IT・Web・通信系)」、年齢層「40代前半」、ポジション「課長クラス」。

★ 72%のコンサルタントが、直近2~3年でミドル人材に求められるスキルは「変化してきている」と回答。

調査結果 詳細

1:転職コンサルタントの約8割が、2024年は35歳以上のミドルを対象とした求人が「増加する」と回答。(図1、2)

2024年のミドル人材を対象とした求人募集の変化について伺うと、78%が「増加すると思う」と回答しました。また、2024年はミドル人材にとって転職に適した年かどうかを伺うと、84%が「思う」と回答しました。転職に適した年か否かに関する、具体的なコメントも紹介します。

【図1】2024年において、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集はどのように変化するとお考えですか?

【図2】2024年はミドル人材にとって、転職に適した年だと思いますか?

Q.2024年はミドル人材にとって転職に適した年か否かについて、具体的な理由を教えてください。

▼「思う」と回答した方
新型コロナウイルスの影響も収まり、市場として採用も活発になっているため、必要とされる経験スキルがある候補者であれば、ある程度の年収を出してでも採用したいという企業の傾向があると感じている。また伸びている業界であれば、今後もその傾向は加速していくと考えており、転職してキャリアアップがしやすいと思う。


・既存事業だけではなく「何か新しいことを」と考えている企業が増えているため、経験且つ発想力もあるミドルの求人も多く出てくるのではないかと考えている。

・どの企業も30代後半~40代中盤くらいまでの人員が不足しており、現在50代の層がいなくなった後の組織構成や後継者育成に課題を抱えている。今までより、もう少し幅広い年代までの求人が増えてきていると感じる。

▼「思わない」と回答した方
・2023年は外資系やコンサルの一部で採用STOPがあったため、厳選採用の傾向が続くと考えている。よほど優秀な方か現職に不満がある方でないと、転職して昇給やキャリアアップなどのメリットがあまり感じられないのではないかと思う。


・売り手市場が加速し、悪い意味で情報が多くなり過ぎているため、情報の取捨選択がよりしづらくなり、ミスマッチも増加しそう。

・世界的な政情不安と経済不安のため、安定を求めるミドル人材はなかなか動きづらいように思える。

2:2024年にミドル求人が増加する理由、トップは「若手人材不足による採用人材の年齢幅拡大」。(図3、4)

2024年のミドルの求人募集が増加すると予測する方にその理由を伺うと、上位は「若手人材の不足により、採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため」(54%)、「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため」(46%)、「管理職が不足しているため」(37%)でした。「減少する」と回答した方の理由は「DX化が進み必要な人員数が減少するため」が55%で最多でした。

【図3】2024年において、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集は「増加すると思う」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)

【図4】2024年において、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集は「減少すると思う」と回答された方にお伺いします。その理由を教えてください。(複数回答可)

3:増加が予想されるミドルの求人トレンド、業種 「IT・インターネット」、職種「技術系(IT・Web・通信系)」、年齢層「40代前半」、ポジション「課長クラス」。(図5~10)

2024年はミドルの求人が増えると予測する転職コンサルタントに、どのような増加が予想されるか伺いました。業種では「IT・インターネット」(49%) 、職種では「技術系(IT・Web・通信系)」(34%)、年齢層では「40代前半(40歳~44歳)」(77%)、年収帯では「800万円~899万円」(51%)、企業タイプでは「中堅・中小企業」(75%)、ポジションでは「課長クラス」(72%)が最多でした。

【図5】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「業種」を教えてください。(複数回答可)

【図6】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「職種」を教えてください。(複数回答可)

【図7】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「年齢層」を教えてください。(複数回答可)

【図8】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「年収帯」を教えてください。(複数回答可)

【図9】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「企業タイプ」を教えてください。(複数回答可)

【図10】35歳以上のミドル人材を対象とした求人募集が増加すると見込まれる「ポジション」を教えてください。(複数回答可)

4:72%のコンサルタントが、直近2~3年でミドル人材に求められるスキルは「変化してきている」と回答。(図11、12)

ここ2~3年と比較して、ミドル人材に求められるスキルに変化があるかを伺うと、72%が「変化してきている」と回答しました。続いて、35歳以上のミドル人材に採用企業が求めるスキルの上位3つを伺うと、トップは「高いレベルでの業務遂行能力」(73%)でした。ミドル人材に求められるスキルの変化については、具体的なコメントも紹介します。

【図11】ここ2~3年と比較して、ミドル人材に求められるスキルは変化してきていますか?

【図12】 35歳以上のミドル人材の転職者に対して「採用企業が求めるスキル」の上位3つを教えてください。

Q. ミドル人材に求められるスキルの変化について、具体的な理由を教えてください。

▼「変化してきている」と回答した方
・年齢層を広げている分、専門性に関する目線はやや高まっているように思う。

リモートワークも一部では定着しているため、多様な環境下でのマネジメント力や実務遂行能力の発揮が求められている。また、若い世代が定着しないことでミドル層への期待がますます大きくなっており、今まで会社になかったようなポジションを作って採用しているケースも目立つ。

・ DX推進に伴いテクノロジーの知見があること、スピード感や柔軟性のある行動や考え方ができる人材が求められている。

▼「変化してきていない」と回答した方
中小企業が抱えている課題は本質的にはあまり変化していないため。DX推進、セキュリティ向上、法改正など様々な課題が日々飛び交う中で、中小企業は自社にあった人材を採用したいという思いに変わりはない。

・即戦力、柔軟な思考と問題解決能力は、企業が時代の変化に関わらず経験者採用に求める恒久的な要素であるため。

・プレイングマネージャーの求人ニーズがここ数年変わらず多いため。

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用するコンサルタント
■調査期間:2023年10月30日 ~ 2023年11月6日
■有効回答数:214名

ミドル世代に特化した求人情報サイト『ミドルの転職』https://mid-tenshoku.com/

30代・40代を中心とした「ミドル世代」の転職/採用を支援する求人情報サイト。ミドル世代向けの求人を国内最大規模で掲載しており、経営幹部・CxO・部長クラスの募集など年収1000万円を超えるハイクラス求人も豊富です。経験やテクニカルスキルだけでなく、価値観なども重視した精緻なマッチングが求められる30代・40代の転職を、オンラインビデオ面談機能などを搭載した機能的な管理画面でサポート。 転職活動自体の生産性を向上させることで、心的・物理的な負荷を軽減しつつ、入社後の活躍に繋がる転職を支援します。

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