PSVは29日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB第5節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、3-2で逆転勝利した。

前節ランスを下して2位に浮上したPSV(勝ち点5)は勝利した上で、このあと試合を行うアーセナルランスを下すと突破が決まる中、L・デ・ヨング、ロサーノ、バカヨコの3トップで臨んだ。

アーセナルに連敗した最下位セビージャ(勝ち点2)に対し、やや守勢の入りとなった中、PSVは24分に失点する。ラキティッチのFKからセルヒオ・ラモスダイレクトで合わせられた。

失点後も劣勢が続くと、39分に追加点を奪われかける。しかし、ソウにネットを揺らされるもVARが入り、ハンドがあったとしてノーゴールに。

助かったPSVは続く41分、エン=ネシリのヘディングシュートがバーに直撃してひやりとした中、直後にロサーノが強烈なカットインシュートでGKドミトロビッチを強襲するも好守で阻止された。

このプレーでロサーノが負傷して交代となった中、1点ビハインドで迎えた後半、開始2分に追加点を奪われる。エン=ネシリにディフェンスライン裏へ抜け出され、GKとの一対一を制された。

しかし63分に2枚目のイエローカードを受けたオカンポスが退場となって数的優位となると流れが一変する。

まずは68分、デストの左クロスからサイバリがボレーで合わせて1点差とすると、82分に追いつく。右クロスに合わせたフェルテッセンのヘディングシュートがグデリのオウンゴールを誘った。

そして追加タイム2分に逆転。フェルテッセンの左クロスからペピのヘディングシュートが決まった。劇的逆転勝利としたPSVが突破に大きく近づき、セビージャの敗退が決まった。

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