11月30日(木)放送の「ダウンタウンDX」(毎週木曜夜10:00-11:00※11月30日は夜9:00-10:54、日本テレビ系)は、「芸能人 最強の食生活一斉調査SP」と題した2時間スペシャル。アインシュタイン、かたせ梨乃、桂宮治、工藤夕貴、ゲスの極み乙女の川谷絵音と休日課長、ケンドーコバヤシ品川祐高橋真麻、高橋メアリージュン土屋アンナなすなかにし、BALLISTIK BOYZの砂田将宏と加納嘉将、ぼる塾、村重杏奈が登場し、「私の食べルール」や「リピート確実!最強のハマり飯ランキング」、「私の主張!食のアレおかしくないですか?」などについてトークを繰り広げる。

【写真】ゲストらのエピソードに大笑いの川谷絵音&休日課長

WEBザテレビジョンでは、収録を終えた川谷と休日課長に独占インタビューを実施。収録の感想や印象に残ったエピソード、お薦めグルメ、グループとしての今後の展望などについて話を聞いた。

■ライブ後とは大違いでげっそり!「めちゃくちゃ疲れました(笑)」

――まずは収録を終えた率直な感想をお聞かせください。

川谷:めちゃくちゃ疲れました(笑)。ライブの後は爽快感があるのですが、今日は達成感ゼロで、「終わった~何もできなかった~」という感じですね。

休日課長:ちゃんと正解の発言ができていたかなと、思い返すと怖いですね…。精神的にきてます(笑)。

――バラエティー番組への出演の機会はなかなかないと思いますが、音楽番組と違った意気込みなどはありますか?

川谷:ないんですよ、それが(笑)。いつも親孝行のつもりで出させていただいています。

休日課長:爪痕を残そうとすると絶対空回りすると分かっているので、自然体でいくしかないと思って臨んでいます。出演のオファー自体はすごくうれしいです。

――ダウンタウンのお二人の印象はいかがですか?

川谷:何回もお会いしたことがあるのですが、お二人の関連番組が一番独特です。ダウンタウンさんがいると妙な緊張感があるし、出演者が多ければ多いほど皆さんの緊張が伝わってくるというか。今日は手練れの方たちが多かったですが、それでもやっぱり皆さんピリッとしている感じがありましたね。

休日課長:僕も緊張していて、何が何だか…。でも、なんでも面白くしていただけるので、そういった意味ではとてつもない安心感があります。

■“最強のコンビーフ”との出会い

――「芸能人 最強の食生活一斉調査SP」というテーマでしたが、共演されたゲストの皆さんのエピソードで特に印象に残ったものを教えてください。

川谷:砂田さんのしょうゆを何にでも大量にかけるエピソードと、桂さんポン酢をお鍋で丸々一本使うエピソードにはびっくりしました。

休日課長:あの感じだと、他の人とご飯行かないのも頷けますね。

川谷:あと、那須晃行さんの奥さんが全く料理をしないから365日外食するというエピソードは、興味津々で聞きました。僕も365日外食なので、6店舗くらいをローテーションするのはよく分かります。おいしかったお店をリピートしたいから、逆にいろいろは行けなくなるんですよね。冒険できなくて結局同じところにばかり行ってしまうのには、すごく共感しました。

休日課長:僕は、休憩時間にいろいろなご飯のお供を食べられたのがすごくうれしかったです。高橋真麻さんお薦めのコンビーフがかなりおいしくて、あの出会いには感謝です。ぜひ家でも取り寄せて食べたいなと思っています。

川谷:そのとき、一番人気がなかったチーズお茶漬けを僕が最初に食べたんです。もちろんおいしかったのですが、そのままだと味気なくてコンビーフとかいろいろ足していったらすごくおいしくなって。結局あのコンビーフが最強だった説(笑)。鮭明太もかなりおいしかったです。

■休日課長の胸の内「こんな僕を包み込んでくれる方がいらっしゃったら…」

――川谷さんは、1万円もする「世界一の卵かけご飯セット」を紹介されていましたが、それ以外にも最近のお薦め品はありますか?

川谷:先日たまたま知り合いにいただいたBLANCAの「和栗のバスクチーズケーキ」がとてもおいしかったです。チーズケーキと栗の組み合わせも珍しいし、中に大きな栗がほぼ丸ごと入っていて。ここ数年、チーズケーキにここまで感動することはなかったのですが、これは本当においしかったですね。

チーズケーキは昔から専門店に並ぶくらい好きだったのに、その専門店がなくなってからは自分の中に決まったお店がなくて。久々に好きな味に巡り合えました。

――休日課長さんはお料理が得意ということで、カレーもスパイスから作っていらっしゃるんですよね。カレーにハマったのはいつからですか?

休日課長:最初にハマったのは、高校生の頃です。帰り道に、船橋の「ガンディー」に週4くらいで通っていました。作るようになったのは大学三年生ですね。

川谷:僕らが出会った頃だよね。

休日課長:そうだね。僕たち同じ大学なので。僕は当時四畳半の家に住んでいたのですが、ベッドの下にスパイス収納スペースがありました。そのときの方が今より断然作っていましたね。

――妄想彼女“智子”さんの存在も気になるところですが、理想の彼女像があれば教えてください。

休日課長:理想の彼女像…本当に“僕でよければ”という感じです。僕を認めて許してくれる人がいいです。僕、性格に難があるので、それを包み込んでくれるような器の大きな人じゃないと無理なんじゃないかなと思います。

川谷:難ありというか、面倒くさいタイプだというのがあるかもしれないですね。スパイスカレーを作っている人はそもそもこだわる人なので、そういうこだわりがカレーだけじゃないというか。合わせるのが大変というのはあるかもしれない。

休日課長:やっかいなのは、「そこズボラなのに、そここだわるの!?」みたいな、基準がよく分からないんですよ(笑)。そこがすごく申し訳ないのですが、こんな僕を包み込んでくれる方がもしいらっしゃったらご連絡をお待ちしております(笑)。

――ゲスの極み乙女のメンバーの皆さんは個々でも活動されていますが、お二人が今特に熱中している活動はなんですか?

川谷:課長は料理だよね。

休日課長:いえ、音楽です。

川谷:だって、音楽の仕事より料理関連の仕事の方が全然多いでしょ?

休日課長:そんなことないよ!音楽です、音楽。

川谷:VTRで着ていたエプロンも自分で作ったエプロンなんですよ。エプロン作るまでいったらもう料理がメインで間違いないですよね。

休日課長:音楽が主軸です(笑)!でも、音楽活動をしながらも、料理関連のお仕事も楽しくやらせていただいています。…ベースも練習しなきゃ。

■メンバーの活躍が励みに――「“アベンジャーズ”に近づいてきている」

――メンバーのちゃんMARIさんの音楽プロデューサーとしての活躍や、ほな・いこかさんの女優業での活躍も目覚ましいですが、メンバー間で感想を伝え合ったりしますか?

川谷:感想というよりは、会ったときに「よかったね」と言います。そういう仕事をもらえてよかったねって。昨年も、ちゃんMARIが映画「月の満ち欠け」の劇伴で第46回日本アカデミー賞の優秀音楽賞にノミネートされたときには、みんなでお祝いしました。ほな・いこかの女優業に関しては、課長が俳優同士よく話してるよね(笑)?

休日課長:違う違う、ちょっと待って。俳優はほとんどやってないから(笑)。僕はドラマを見るのがすごく好きなので、「この前出てたね~」なんて話をよくします。くまなくチェックしなくても最近はよく見かけるようになったので、「あれも出てたよね?」とか。

川谷:彼女は舞台とかもやっているから忙しそうです。僕らのレコーディングにもしっかり参加しながらそういう活動も並行しているので、大変そうだなとは思いますが、うれしいですね。元々、“アベンジャーズ”みたいなバンドになろうと言っていたので、それに近づいてきているような気がします。

――2022年に10周年を迎えましたが、今後の展望や目標があれば教えてください。

川谷:今年はあまりグループとしての活動ができなかったので、来年はもうちょっと活動したいと思っています。毎年ツアーができて、しっかりアルバムを作れればいいなと思っているので、ギアを入れ替えて、もう少し短いスパンで新作を出していきたいと考えています。あとは、海外でのライブもやりたいです。まずはアジア圏から、ゆくゆくは欧米圏にも進出できたらいいなと思います。

――最後に、今回の放送の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。

川谷:「私の主張!食のアレおかしくないですか?」には、共感できる部分がたくさんあると思います。「海鮮丼が苦手」とかも、実際いっぱいいそうだなと思わなかった?

休日課長:うん。僕も最初「海鮮丼が苦手」って聞いて疑ったけど、説明を聞いているうちに「確かにな」となりました。

川谷:そうそう。あのコーナーは視聴者の方も共感しながら楽しめると思いますし、皆さんのお薦めの店ランキングは僕らもかなり参考になったので、すごく楽しかったです。

休日課長:いろいろな食の情報が入っていたので、行ってみたいお店、お取り寄せしたい品がたくさん見つかりました。それがゲストの皆さんの面白いエピソードと共に見られるので、ぜひ楽しんでご覧ください!

11月30日放送の「ダウンタウンDX」にゲスト出演する川谷絵音&休日課長にインタビューを実施した/(C)ytv