履帯一組には履板が何枚あるか知ってる?

78式戦車回収車と74式戦車 ほぼ同じ足回り

2023年度いっぱいで完全退役する予定の74式戦車。その派生型である78式戦車回収車の履帯(いわゆるキャタピラ)交換の様子が、陸上自衛隊今津駐屯地の公式X(旧Twitter)で公開されています。

今津駐屯地は滋賀県高島市に所在し、ここには16式機動戦闘車87式偵察警戒車を保有する第3偵察戦闘大隊、74式戦車を装備する第10戦車大隊などが配置されています。

今回、公開された78式戦車回収車は第10後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊が運用する車体で、記念行事などではまず目にすることのない整備作業の一環として、履帯交換が動画で披露されていました。

動画の中では「履帯を持ち上げるのは人の力!! 大変な作業です」というコメントとともに、5人がかりで専用治具を使って行う様子が収められています。

78式戦車回収車や74式戦車の履帯は、左右で1組ずつ計2組ありますが、1組当たりの重さは約2tもあるそう。ちょっとした普通乗用車並みの重さがあると言えます。

なお、「履帯」という呼称は、文字通り「帯」すなわちベルト状の連なったものを指す言葉のため、そのなかの主要構成品であるプレート上の部分は「履板」と呼ぶそうです。78式戦車回収車や74式戦車回収車は、この履板を片側78組、左右合計で156組使っています。

この今津駐屯地の公式動画に対し、SNS上では「うわ~! 履帯の交換って大変ですね!
お疲れ様でした。」「貴重な画像ありがとうございます! 片方づつ行うんですね」など様々なコメントが並んでいました。

陸上自衛隊の78式戦車回収車(画像:陸上自衛隊今津駐屯地)。