大きなものから小さなものまで、“最近のK-POP”の話題を振り返るマンスリー連載「K-POP、最近どう?」。韓国・ソウルでは初雪が観測され、都内では最低気温が5 ℃を下るなど、冬の気配を感じる11月の今日この頃。今回は世代を代表するガールズグループのトリプルコラボから「ウマチュン」「Mカ」「ショーチャン」といった音楽番組のMC卒業、
文 / 岸野恵加 イラスト / hakowasa
1. BTSのJUNG KOOK、NYを沸かせる
7月に配信シングル「Seven (feat. Latto)」を発表してソロ活動を本格スタートさせた
リリースに際してJUNG KOOKは、アメリカの有名番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」や「トゥデイ・ショー」に出演したほか、ニューヨーク・タイムズスクエアでゲリラライブを開催。大勢の観衆から歓声を浴びる彼は、まさにグローバルポップスターの貫禄を漂わせていました。そんなJUNG KOOK、そしてBTSのRM、V、JIMINが兵役義務の履行手続きに着手したことを、11月22日にBIGHIT MUSICが発表。すでに入隊中のJIN、J-HOPE、SUGAに加えて、これでBTSのメンバー全員が兵役に就くことになります。
ちなみに「GOLDEN」のリード曲「Standing Next to You」のミュージックビデオではダンスや歌唱スタイル、衣装などにマイケル・ジャクソンへのオマージュを感じますが、
2. 紅白に3組! NiziUが1位! 勢いづくJYP
12月31日に放送される「第74回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表され、K-POPアーティストとしては
NiziUは韓国デビュー曲「HEARTRIS」が、11月8日に音楽番組「SHOW CHAMPION」で1位を獲得。外国人グループとして初めて韓国の音楽番組で首位を獲るという快挙を成し遂げました。アンコールステージでの、番組MCを務める
Stray Kidsは11月10日に「樂-STAR(ROCK-STAR)」でカムバックし、リード曲「樂(LALALALA)」でBillboard HOT 100に初めてランクイン。そして「★★★★★(5-STAR)」が「Billboard Music Awards」において最優秀K-POPアルバム賞に輝きました。オーディションプロジェクト「Nizi Project Season 2」も盛り上がりを見せており、JYP代表の
3. (G)I-DLE、aespa、IVEの豪華すぎるコラボ
aespaは4thミニアルバム「Drama」を11月10日にリリースしてカムバック。ニンニンが飛行機をつかんだりジゼルが駐車場に寝そべったり、メンバーが巨大化したティザービジュアルには「これくらい突き抜けたものを見せてくれるの、やっぱり最高!」と心を奪われました。
4. SHINeeテミンが刺激的なTikTokコラボ連発
春に除隊したSHINeeのテミンが、2年5カ月ぶりとなるソロアルバム「Guilty」をリリースして10月30日に待望のカムバック。タイトル曲の、シャツの中に手を入れて大胆にまくり上げる振付には圧倒された人も多いのでは?
TikTokではテミンがBTSのJIMIN、Stray Kidsのヒョンジン、
TikTokといえば、足を代わるがわる出して、まるで空中を飛ぶかのようにステップを踏む「スリックバック / スリップバック」チャレンジがK-POPアーティストの間で流行中。LE SSERAFIM、
5. 音楽番組からMCが次々に卒業
韓国では若手K-POPアーティストが音楽番組のMCを務めることが多いですが、11月は多くのMCが卒業を迎えました。Mnet「M COUNTDOWN」では、2年9カ月もの長きにわたってMCを務めた(G)-IDLEのミヨンが卒業。最後の出演回にはスペシャルステージで自身の楽曲「How To Love」を歌い、花を添えました。
また「SHOW CHAMPION」からはBilllieのツキとムンスア、woo!ah!のナナが卒業。最終話ではツキとナナがNCT Uの「Baby Don't Stop」をカバーし、グループのメインダンサーを務める2人が、さすがのクールなパフォーマンスで観客を沸かせました。
「SHOW!音楽中心」では2年3カ月にわたりMCを担当した
2023年11月のひとりごと
ライター 岸野
EVNNEのファンミーティング、メンバーの音楽愛をひしひし感じました。パク・ハンビンさん「POPPY」選曲はずるい。
編集 獅々堀
「2023 MAMA」DAY1、YOSHIKIさんをフィーチャーするステージでの豪華すぎるコラボに圧倒されました。まさかのチェロ弾きとして登場するRIIZEアントンさん、あまりに多才。
コメント