西島秀俊内野聖陽がダブル主演を務めるドラマ『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)の第9話が1日深夜に放送される。

【写真】田渕(坂東龍汰)と千波(朝倉あき) 『きのう何食べた? season2』第9話場面カット

 ドラマ『きのう何食べた?』は、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名コミックを実写化した物語。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士“シロさん”こと筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師“ケンジ”こと矢吹賢二(内野)の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描き出す。season2となる本作では、アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常に訪れるささやかな変化に寄り添っていく。

■第9話あらすじ

 5月中旬。ベトナム傷心旅行から帰国した三宅祐(マキタスポーツ)は、ケンジに新たな野望を打ち明ける。なんとベトナムに店を出したいという。独身となった今、年齢的にも新しいことにチャレンジするなら今がラストだと旅行中に考えた祐は、現地での縁もあって決意したようだ。「もう失うものなんかナンもないんだよ!」と涙目で訴える祐は、今の店舗をケンジに任せたいようで…。


 忙しくなる=シロさんとすれ違いになってしまう…そのことを心配するケンジだが、事情を知ったシロさんから「店長に向いている」「がんばってみるのもいいんじゃないか」と背中を押され、店長になる覚悟を決める。だが予想通り、ケンジは毎日夜11時過ぎに帰宅し翌朝も早い時間に出ていく状況に。2人で食卓を囲む回数は明らかに減ってしまう。シロさんもまた仕事の負担が激増。上町美江(高泉淳子)はある案件を修(チャンカワイ)に託そうとするが、含みを持たせた言い方をして引き取ろうとしない。何かを察したシロさんは自ら手を挙げるが、同時に別の案件が舞い込んでくる始末。


 仕方ないことは理解しつつも、2人で食事ができていない現状にケンジは「つまらない!」と嘆く。シロさんもまた同じことを考えていた。背中を押した自分と今の状況を「つまらない」と思う自分…。矛盾した感情を抱く自分自身に腹を立てたシロさんは、その日、思いっきりケンジが好きなメニューばかりの夕食を作ることに。そんなシロさんも新たなチャレンジの時を迎えようとしていた。

 ドラマ『きのう何食べた?season2』第9話は、テレビ東京にて毎週金曜24時12分放送。

ドラマ『きのう何食べた? season2』第9話より (C)「きのう何食べた? season2」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社