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 アメリカ、ニューハンプシャー州の衛生作業員らが、住民が紛失した結婚指輪を見つけるために20トンのゴミを掘り返した。

 地域に住む女性から結婚指輪をゴミと一緒に捨ててしまったかもしれないと連絡を受けたゴミ処理施設の作業員らは、女性からの情報をもとに、監視カメラを使ってでそのゴミの移動経路を確認した。

 それから、ゴミ処理施設に集められた、重さ20トンのゴミを掘り返す作業を約2時間続けた末、ついにその小さな指輪を掘り当てた。

【画像】 ゴミと一緒に誤って指輪を捨ててしまったと連絡をうける

3rd wedding ring accidentally thrown away in 2 years found by Windham Transfer Station

 ニューハンプシャー州ロッキンガム郡ウィンダムのゴミ処理施設に11月22日、感謝祭の前日に連絡が入った。

 ある住民女性の夫が、誤って結婚指輪をゴミと一緒にゴミ集積場に捨ててしまったかもしれないので、探してほしいという。

 連絡を受けた職員は女性から、いつゴミを捨てたか?捨てた時に夫がどんな車に乗っていたか、どんな袋を捨てたか、中に入れたゴミの種類などを聞き出した。

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監視カメラでゴミを追跡、20トンのゴミを掘り返し結婚指輪を発見

 施設のサービスディレクター、デニス・セニバルディ氏は、ゴミ集積場には監視カメラが設置されており、それが指輪を見つける鍵となったと語る。

 女性からの情報をもとに、捨てられた場所とゴミ袋を特定し、作業員らはそのごみ袋を目指して、集められた20トンものゴミの山を掘り返す作業を行った。

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 作業すること約2時間、ゴミの山の3.65m下に目的のゴミ袋を発見。

 作業員らはゴミ袋を開けると、女性が捨てたという他のゴミを見つけた。袋を開けた時に、ポロリと床に落ちたのはなんと目的の結婚指輪だ!

 部分的に赤っぽい塗料がついていたものの指輪は無事だった。

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 セニバルディ氏は指輪を拾い上げ、綺麗にして所有者に連絡した。女性は大喜びし指輪を引き取りに来た。まさにサンクスギビングの奇跡だ。

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過去2年で3回目の事例

 ウィンダムゴミ処理施設での結婚指輪の発見は、過去2年間で3回目になるという。

 とは言え、このような大量のゴミの中から目的のものを探し出すのは容易なことではない。作業員らの尽力のたまものである。

 セニバルディ氏は、「葉の山の中から特定の葉を見つけるようなもので、すべてが同じに見える」と言う。

 感謝祭間近でゴミの量も普段より多く、とても忙しい中、結婚指輪を失って悲しんでいる女性の為、全員一丸となって協力してくれた公共サービスのスタッフたちは、まさに日常の中の隠れたヒーローだろう。

References:Wedding ring accidentally thrown away found by Windham Transfer Station / written by parumo

 
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20トンのゴミの中から失われた結婚指輪を発見した作業員