2024年3月16日(土)〜3月24日(日)東京芸術劇場シアターウエストにて上演する、CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】『イノセント・ピープル ~原爆を作った男たちの65年~』のメインビジュアルが解禁された。また、脚本の畑澤聖悟と演出を務める日澤雄介よりコメントが届いた。

本作は、舞台芸術のクチコミ・情報ポータルサイト「CoRich 舞台芸術!」がプロデュースする公演。小劇場系カンパニーの名作戯曲を探し出し、新しいキャスト・スタッフとともに再演する企画で、第一弾は青森県を拠点に活動を行う劇団、渡辺源四郎商店の店主・畑澤聖悟の『イノセント・ピープル 〜原爆を作った男たちの65年〜』。

出演者は、山口馬木也、川島海荷、池岡亮介、川田希、森下亮に加え、オーディションから選び抜かれたメンバーも含む、総勢16名の出演者が第二次世界大戦からの65年間を演じる。

畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主)コメント

『イノセント・ピープル』の初演は2010年。開発者の視点から原爆を描くことで核の脅威を捉え直そうと思った。あれから13年。私の住む青森県の上空を、北朝鮮のミサイルが何発も通過していった。ウクライナロシア、ガザ、イスラエル。核の脅威のなんと身近に感じられることか。2024年春に新しいキャストと演出でこの作品を観ることができる驚きと恐怖に、私自身が打ち震えている。

日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)コメント

この企画は劇団昴で2010年に上演された『イノセント・ピープル』を、CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】として再上演するという試みです。このお話を頂いた時は二つ返事で快諾させて頂きました。小劇場界をバックアップしてきた CoRich 舞台芸術!のプロデュース第⼀弾をお受けしない訳にはまいりません。
13年前の作品なのに色褪せるどころか鈍色の光を放ち続ける畑澤聖悟氏の脚本を、個性豊かな俳優陣と共に2024年にふさわしい演劇体験としてお送りいたします。ご期待ください。 

『イノセント・ピープル ~原爆を作った男たちの65年~』