日向坂46齊藤京子が主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第7話が12月2日(土)に放送される。

【写真】ベッドの上で櫻井海音“ハルキ”に寄り添う原菜乃華“ちふゆ”

■「泥濘の食卓」とは

同ドラマは、2016年に漫画「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞を受賞した漫画家・伊奈子氏による「泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)」が原作。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。

■吉沢悠・原菜乃華ら、登場人物の役柄を詳しく紹介

齊藤が演じる捻木深愛(ねじき・みあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らし。抑圧の強い母親のもと、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い、という役どころだ。また、齊藤演じる深愛が働くスーパーの店長・那須川夏生を吉沢悠が、那須川の妻・那須川ふみこを戸田菜穂が演じる。

さらに、那須川のひとり息子で、進学校に通う高校生・那須川ハルキを櫻井海音が演じる他、ハルキの幼なじみで、ハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華、深愛の母・捻木美幸を筒井真理子が演じる。

齊藤京子“深愛”、原菜乃華“ちふゆ”の思いに共感する…第7話のあらすじ

ちふゆ(原)と一緒にいるハルキ(櫻井)に遭遇した深愛(齊藤)は、ハルキの様子がおかしかったことが気になり、ちょうど夜勤で母・美幸(筒井)が不在の自宅へ誘う。ハルキから、これまでちふゆとの間に何があったかを聞いた深愛はハルキに「私はハルキくんの味方だよ」と寄り添いながらも、内心はハルキを思うちふゆの気持ちにも共感していた。

ハルキが泊まって帰った後、美幸にバレないように深愛が慌てて部屋を片付けていたところ美幸が帰宅。掃除しようと思っていると伝える深愛に、美幸はついでに使っていない着物の処分を頼む。それは、かつて義理の母が使っていた着物で、美幸にとって辛い過去を思い起こさせるものだった。まだ深愛が幼かった頃、夫の正数(岩崎う大)の家族とこの家で暮らしていた美幸はこき使われ、皆と一緒に食卓を囲むこともなかった。

そんな中、家族に反発していた正数の妹・あかり(ヒコロヒー)が義父(モト冬樹)と大ゲンカし、家を出ることを決意。唯一、美幸の状況を理解するあかりだったが、そのあかりから最後に言われたひと言が心に引っかかっていた。一方、スーパーではある噂で持ちきりだった。実は従業員たちが深愛と那須川(吉沢)が一緒にいるところを目撃していたのだった。

■櫻井海音“ハルキ”「親なんてこっちから捨ててやればいい」

公式ホームページの予告動画では、深愛が電話越しに「私の家に来ない?」と話し、雨が降る中、ハルキが深愛の元を訪れる。二人で一夜を過ごす中、ハルキは「親なんてこっちから捨ててやればいい」と告げる。

一方、寝ているハルキの横に寄り添うちふゆは「こっち向いてよ」とハルキの顔に触れる。また、那須川は「店長不倫とかしてない?」と尋ねられ、不敵な笑みを浮かべる。

さらに、「超やばいよね」と笑いながら話すちふゆの姿や、「奴隷扱いされてもいいってこと?」と語るあかりの姿が見られる他、「深愛、まさか…」と深愛に疑いの目を向ける美幸の姿が映し出されている。

「泥濘の食卓」第7話より/(C)テレビ朝日