東野圭吾の長編小説「ある閉ざされた雪の山荘で」が実写映画化し、2024年1月12日(金)に全国公開される。本作主演の重岡大毅をはじめ、間宮祥太朗中条あやみが大阪・てんしばのクリスマスマーケットに登場し、クリスマスツリーをライトアップした。

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重岡大毅主演映画「ある閉ざされた雪の山荘で」

登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。

重岡大毅間宮祥太朗中条あやみが大阪・てんしばのクリスマスマーケットに登場

大阪の街にそびえたつ地上300mのあべのハルカス前の“てんしば”に重岡、間宮、中条の3人が登場。重岡は「関西はホーム。ハルカスを前に10年も前のことを考えると、いろいろあったなーと思います。10年が経ち、主演映画のイベントで戻って来ることができ、皆さん本当にありがとうございます、という気持ちです」としみじみした様子とこれまで支えてくれた人たちへの感謝の思いを語った。

間宮は「自分のことを阪神タイガースのファンであると認知してくださる方も多くいらっしゃって、記者さんからは、なぜか『おめでとうございます』と言ってくださいます。それに対し「ありがとうございます」と言いつつ、どの立場で言ってるんだろうとも思いますね」と大の阪神タイガースファンとしてのエピソードが飛び出した。

中条は「10年前からCMのお仕事をさせていただき、天王寺駅は所縁があります。また、実際にこの辺りは地元なので、家族でてんしばや天王寺動物園に来たりと思い出がたくさんありますね」と地元エピソードを話した。

作品について、間宮は「二重三重の入り組んだ設定と自分たちが俳優として体を動かしていく中で、トリックの展開だけでなく、役者としての感情の動きの自然さなど疎かにしたくなかったので、監督と密にやり取りをしながら細かく演じた点は大変でした」とコメント。

また、もうすぐ近づいてきたクリスマスについて聞かれた重岡は「がちがちに仕事です」と、本作の公開が近いことからも宣伝活動にしっかりと打ち込む様子。「いいクリスマスになればと願い、点灯させていただきます!」とメインイベントのクリスマスツリーの点灯式へ。

3人の後ろにそびえたつ全長7mのクリスマスツリーは、12月1日から大阪天王寺公園エントランスエリア“てんしば”で行われる「大阪クリスマスマーケット2023inてんしば」の為に立てられたツリー。映画大ヒットの祈りも込めて「閉ざ雪、てっぺん獲ったるで!」の掛け声とともに美しいライトアップとなった。

■大阪オバチャン3人が乱入し、会場は熱気に包まれる

点灯したツリーを「閉ざ雪」仕様にする為に記念のオーナメントを飾り付けすることに。「せっかくだから(ツリーの)てっぺん累計発行部数1億部突破の東野圭吾が仕掛けるサスペンス・エンターテイメント映画『ある閉ざされた雪の山荘で』【11/30スペシャルトリックナイトin大阪・てんしば実施のご報告】に付けてきて」と間宮から重岡に無茶ぶりされる一幕もありながら、取り付けたオーナメントに映画のヒットの願いをかけた。

点灯したツリーの前でマスコミ向けのフォトセッションを行っていると、ステージの端のほうが騒がしく「私らも入れてや!あ、いてはった!いてはった!」と、大阪のアイドルオバチャーンの3人が乱入。「え!?なになに!」と困惑気味の3人をそっちのけで「こんなちっちゃいパネルはあかんねや!」と巨大招待状パネルを手渡した。

これには重岡も「おばちゃんが来てくれたら元気になるわ!」とまさかの乱入に感激しつつ、「おばちゃん以上に元気出してや!」とおばちゃんの言葉に一同爆笑の撮影となった。フォトセッションが終わり、なかなか降壇しないオバチャーンを間宮がエスコートするという一幕も。大阪の洗礼とオバチャーンの熱気にあたたかな笑顔となった。

重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみが大阪・てんしばのクリスマスマーケットに登場/(C)2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 (C)東野圭吾/講談社