新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』の公演詳細が発表された。

ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した『デカローグ』。旧約聖書の十戒をモチーフに1980年代ポーランド、ワルシャワのとある団地を舞台にした、そこに住む人々の普遍的な愛と人間の弱さを描いた、十篇の連作集だ。

本公演は全10話を大きく3つのタームに分け、4月から5月は『デカローグ1~4』を、5月から6月は『デカローグ5~6』を、そして6月から7月は『デカローグ7~10』を上演。総勢40名以上のキャストが出演する。

上演台本は、ロイヤルコート劇場との共同プロジェクト、劇作家ワークショップ発の作品『私の一ケ月』(2022年)の作家、須貝英が担当。演出は、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子、そして上演時間計7時間半の『エンジェルス・イン・アメリカ』二部作(2023年)の演出を手がけたことも記憶に新しい上村聡史のふたりが務める。

<公演情報>
新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』

2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝) 新国立劇場 小劇場

デカローグ1~4(プログラムA&B 交互上演)
公演日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・祝)

●プログラムA(デカローグ1、デカローグ3)
デカローグ1:ある運命に関する物語

演出:小川絵梨子
出演:ノゾエ征爾 高橋惠子
チョウヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子
亀田佳明

デカローグ3:あるクリスマス・イヴに関する物語

演出:小川絵梨子
出演:千葉哲也 小島聖
浅野令子 鈴木勝大 チョウヨンホ 森川由樹
亀田佳明

●プログラムB(デカローグ2、デカローグ4)
デカローグ2:ある選択に関する物語

演出:上村聡史
出演:前田亜季 益岡徹
坂本慶介 近藤隼 松田佳央理
亀田佳明

デカローグ4:ある父と娘に関する物語

演出:上村聡史
出演:近藤芳正 夏子
松田佳央理 坂本慶介 近藤隼
亀田佳明

デカローグ5~6(プログラムC)
公演日程:2024年5月18日(土)~6月2日(日)

●プログラムC(デカローグ5、デカローグ6)
デカローグ5:ある殺人に関する物語

演出:小川絵梨子
出演:福崎那由他 渋谷謙人 寺十吾
斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中亨
亀田佳明

デカローグ6:ある愛に関する物語

演出:上村聡史
出演:仙名彩世 田中亨
寺十吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介
亀田佳明

デカローグ7~10(プログラムD&E 交互上演)
公演日程:2024年6月22日(土)~7月15日(月・祝)

●プログラムD(デカローグ7、デカローグ8)
デカローグ7:ある告白に関する物語

演出:上村聡史
出演:吉田美月喜 章平 津田真澄
大滝寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗
亀田佳明

デカローグ8:ある過去に関する物語

演出:上村聡史
出演:高田聖子 岡本玲 大滝寛
田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗
亀田佳明

●プログラムE(デカローグ9、デカローグ10)
デカローグ9:ある孤独に関する物語

演出:小川絵梨子
出演:伊達暁 万里紗 宮崎秋人
笠井日向 鈴木将一朗 松本亮 石母田史朗
亀田佳明

デカローグ10:ある希望に関する物語

演出:小川絵梨子
出演:竪山隼太 石母田史朗
鈴木将一朗 松本亮 伊達暁 宮崎秋人 笠井日向
亀田佳明

公式サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/play/dekalog/

新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』ビジュアル