キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)の特許「複数プリンタでのサーバーレスプリント技術(特許第6414287号)」が、公益社団法人 発明協会が主催する「令和5年関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞しました。本発明は、キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)が開発し、キヤノンMJが提供するプリンタ機能拡張アプリケーションサーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」に活用されています。

サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE 概念図

「地方発明表彰」は毎年、国内各地方において優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰しています。

このたび「令和5年関東地方発明表彰」において、キヤノンMJの「複数プリンタでのサーバーレスプリント技術」に関する特許(以下、本発明)が「発明奨励賞」を受賞しました。本発明は、複数のプリンタが配置された環境においてサーバー機器を設置することなく、ユーザーが印刷実行するプリンタを意識せずに印刷指示を行い、任意のタイミング、任意のプリンタから「いつでも、どこでも」印刷可能とする技術です。

本発明はキヤノンMJが提供するプリンタ機能拡張アプリケーションサーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」に活用されています。キヤノン製の複合機およびレーザービームプリンターインストールすることで、「いつでも、どこでも、プリント」を実現し、無駄な印刷の防止、セキュリティ確保、業務効率向上などに寄与しています。

今後もキヤノンMJグループは、これまで培ってきた幅広い知見とさまざまな開発実績、先進の技術を生かした製品開発やソリューションを提供することで、社会問題や企業の経営課題の解決に貢献していきます。また、「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」をはじめとした様々なソリューションで、オフィス業務の効率化を支援します。

■「地方発明表彰」について

地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に1921年(大正10年)に創設されました。全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明、考案、または意匠を完成された方々、発明などの実施化に尽力された方々、発明などの指導・育成・奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。

■ 公益社団法人発明協会の概要

協会名称  公益社団法人 発明協会
設立    1904年(明治37年)5月 「工業所有権保護協会」として創立
本部所在地 東京都港区⻁ノ門3-1-1 ⻁の門三丁目ビルディング
URL http://koueki.jiii.or.jp

サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCEについて

サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCEは、サーバーを導入することなく、いつでもどの複合機・レーザービームプリンターでも印刷が可能なプリンタ機能拡張アプリケーションです。印刷指示後に印刷データを複合機で一旦留め置きすることで、同一グループ内の複合機間でどこからでも印刷が可能なため、セキュリティの確保とプリントミスの削減、および利便性を兼ね備えたシステムです。

■ MEAPについて

MEAPとは、Multifunctional Embedded Application Platformの略称で、キヤノン複合機およびレーザービームプリンターに搭載されたアプリケーションプラットホームのことです。専用のMEAPアプリケーションプラットホーム上、すなわち複合機上で稼動させることができます。MEAPアプリケーションで、オフィスの業務にあわせて複合機を最適化することができます。

配信元企業:キヤノンマーケティングジャパン株式会社

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