消毒用アルコール

以前から一部のオフィスなどでは入口に置かれていたが、コロナ禍以降ほとんどの店に施設に置かれるようになった消毒用アルコール。ウイルスを含む飛沫を触り、手指から感染することを防ぐためのものだ。

 
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■今でも消毒している?

新しい生活様式のひとつとして、定着したようにも見える手指消毒。新型コロナウイルス感染症法上の分類が2類相当から5類に引き下げられたあとも、入口に置かれている施設が多い。

一方の世間のほうは、どうなのだろう。今でもお店に入る前には手指をアルコール消毒しているのだろうか。

 

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■5割以上は「使用」

Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「消毒用アルコール」について調査したところ、現在でも「ほぼ毎回使う」と答えた人は21.4%。「使うことが多い」との回答が最も多く、34.8%だった。

今でも5割以上が使うことが多いようだが、「全く使わない」という人も11.6%存在するようだ。

消毒用アルコール

 

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■60代は7割弱も

新型コロナは、高齢者が重症化するケースが多く、ワクチン接種も高齢者や持病のある人が優先されたが、手指消毒の意識はどうなのだろうか。

今回の調査結果を世代別に分析してみると、とくに「ほぼ毎回使う」と答えた人は年齢が上がるほど増え、10〜20代では14.9%なのに対して、60代では34.8%。60代は「使う人が多い」という人をあわせると7割に迫った。

消毒用アルコール

 

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■執筆者プロフィール

タカハシマコトニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社

店の入口にある「消毒用アルコール」を今も使ってる? 60代は7割が…