ドイツで、韓国遺物特別展が開かれた。1905年あたり、まだ韓国という国ができてはおらず、大日本帝国の統治前に撮られた写真などで、韓国の芸術や民俗を紹介するという企画展だ。

 ところがすぐクレームがついて取り外された写真がある。タイトルは「誇らしい母たち」。撮影者はドイツ人で、そのドイツ人が「韓国の女性は誇らしいなあ」と心から思ったからこのようなタイトルになったのであるだろう。この写真も収録されている写真集が、たまたま、現ソウル市の京城写真館という日本人経営の出版社から出ていた。だから、韓国人的にはクレーム言い放題だったのかも。

 この写真は削除されているので、頭の中で組み立ててほしい。朝鮮時代中期に、男の子を生んだ母親が授乳している最中を隠すことなく見せている。 …授乳してなくても、朝鮮民族の女性は上半身を出したまま生活していたとの説もある。だから、撮影者としては、跡継ぎを生んだから見せびらかして自慢しているんだな、思ったのかもしれない。そういう朝鮮人心理に辟易する前に帰国しただろうし。

 ドイツ人が撮ったから、どいつで特別展が開かれているにも関わらずだ。「日本人がスタジオで、乳房を無理やり出させて撮影した」。「朝鮮人女性を通して、朝鮮の当時の文化が原始人に近いというイメージを植え付ける日本人の仕業だ」。と猛烈にクレームをつけた。

 この特別展は、1392年から1910年8月(大日本帝国統治前)など未公開=未開の地だった韓国というか朝鮮半島の様子を知らせるために開催された。自国に都合の悪いことは、日本の捏造ならば、過去は全部非公開にすべきだぞ、韓国。

 授乳はわいせつではなく、もちろん上半身裸で暮らすもわいせつではなく、それを卑猥だと思う現代韓国人の心がわいせつなだけだ。

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