久保建英の所属するレアル・ソシエダは2日、ラ・リーガ第15節でオサスナと対戦し1-1の引き分けに終わった。久保はフル出場している。

リーグ戦2連勝中の6位ソシエダ(勝ち点25)が、4試合勝利のない14位オサスナ(勝ち点14)のホームに乗り込んだ一戦。上位陣を追走したいソシエダは、直近のチャンピオンズリーグ(CL)第5節ザルツブルク戦から先発メンバーを9人変更。ザルツブルク戦は途中出場となった久保は、3トップの右で先発出場している。

ソシエダは開始早々に失点する。2分、右サイド深くまで侵入したヘスス・アレソの折り返しをボックス右で収めたブディミルが繋ぐと、ゴール前に走り込んだモイ・ゴメスが冷静にゴールネットを揺らした。

先制を許したソシエダは、すぐに反撃に出ると何度もアタッキングサードまで運ぶが、ボックス内を固める守備陣を崩せず、決定機まで至らない状況が続く。34分にはボックス右から侵入した久保がゴール狙ったが、シュートは右サイドネットに外れた。

ハーフタイムにかけても攻勢を続けるソシエダは41分、中盤でのインターセプトからスベルディアが縦にボールを送ると、反転で相手DFをかわしたサディクがバイタルエリア中央まで切り込み、右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。

同点で迎えた後半もソシエダがボールを保持すると、61分にボックス右手前でボールを受けた久保が強烈なミドルシュートでゴールに迫ると、相手GKの弾いたボールをゴール前のメリーノが頭で押し込むが、このシュートもGKエレーラのファインセーブに防がれた。

その後も互いに選手を入れ替えながら、勝ち越しゴールを目指したが拮抗した展開が続く。結局、ソシエダは最後までオサスナの牙城を崩せず、1-1の引き分けに終わった。