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インドの大人気クイズ番組で、史上最年少である14歳の出場者が1,000万ルピー(約2,000万円)を獲得。現地メディア『NDTV』が報道した。

 

■14歳がクイズ番組で大金獲得

インド・ハリヤナ州マヘンドラガル出身の中学2年生であるマヤンクくん(14)が、大御所俳優のアミターブ・バッチャンが司会を務める人気クイズ番組『コン・バネガ・カロールパティKBC(大富豪になるのは誰だ)』に出演。 16問正解し、番組史上で最年少で1,000万ルピー(約2,000万円)という大金を獲得した出場者になった。

同番組は、日本でも人気だった『クイズ$ミリオネア』のインド版である。この番組をもとに、賞金を獲得するスラム出身の青年を主人公にした2009年のイギリス映画『スラムドッグ$ミリオネア』は、世界中で大ヒットした。

 

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■自力で回答も

マヤンクくんは自力で 32万ルピー(約64万円)まで獲得し、125万ルピー(約250万円)の問題で初めてライフラインを使用した。

そして「1,000万ルピー」を賭けた16問目は、「新しく発見された大陸に、『アメリカ』という名前が付けられた地図を作成したとされているヨーロッパの地図製作者は誰ですか?」という質問だった。

4人の選択肢のなかで「マーティン・ヴァルトゼーミュラー」を選択し、見事に正解したマヤンクくん。その後、7,000万ルピー(約1億4,000万円)を賭けた最後の質問にも挑戦したが、これには答えることができず、ゲームを終了させている。

 

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■両親のみならず州知事も称賛

番組制作者がX(旧・ツイッター)に投稿したプロモーション動画では、自信と野心あふれるマヤンクくんが賞を獲得する様子が描かれている。「重要なのは自分の知識だけだ」と、若い出場者がビデオの中で言っている。

バッチャンがマヤンクくんの両親に対し、彼らの息子の並外れたパフォーマンスについて尋ねる様子も。それに対して父親は「息子は教室では教師たちより二歩先を行っている」とコメントしている。

またハリヤナのマノハール・ラル・カタール州知事も、Xでこの若きチャンピオンに祝福と称賛の声を送っている。

 

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■大人顔負けのコメント

当のマヤンクくんは、「自分の知識が発揮でき、終始私を励ましてくれたバッチャン氏のもとでクイズをする機会があったことを、とても幸運に思います」「巨額の賞金を獲得した最年少出場者であることは、私にとって誇りの瞬間です」と感謝を述べている。

さらに「私が偉業を達成するのを助けてくれた両親の一貫した指導に、この機会を利用して感謝したいと思います」と、大人顔負けのしっかりとしたコメントを残している。

インドのクイズ番組で14歳少年が賞金2千万円獲得 最年少出場者でミリオネアに