【激うまレシピ】有名キャンパーが伝授！写真映えも◎ キャンプめしの大定番「ダッチオーブン」3選の画像一覧
キャンプで楽しむのはもちろん、おうちやベランダで楽しむもよし。有名キャンパーたち直伝のアウトドアごはんレシピを大公開。写真映えも最強な絶品メニューは、見ているだけで思わずよだれが出てきちゃう！食欲の秋に、おいしいアウトドアごはんを作ってみませんか？
今回注目したのは、西部開拓時代にアメリカで使われていたことで知られ、焚き火のなかにくべても平気なタフさや重厚感のある佇まいも魅力の『ダッチオーブン』。万能鍋と呼ばれるほど豊富な料理が作れるダッチオーブンを使ったレシピを3つご紹介します！
＃1 アウトドアでも簡単に作れるとっておきのごちそう！『肉肉しさ満点ダッチラザニア』
ごちそう感たっぷりのラザニアはダッチオーブンひとつで完結。アウトドアでは作るのが難しいベシャメルソースをスキムミルクで代用することで、サッと手軽に作るのが田中さん流。キャンプでは炭火で、おうちではオーブンでどうぞ。
＜私が伝授！＞
快適生活研究家 田中ケンさん
北軽井沢の「outside BASE」、高知県の「安田川キャンプ場」などキャンプ場のプロデュースを手掛ける。熊本県の「outside BASE MIZUKAMI」が10月にオープン予定。
《材料》（3～4人分）
ラザニア（下茹で不要タイプ）… 6～8枚
とけるチーズ ……………… 適量
パン粉 ……………………… 適量
粉チーズ …………………… 適量
パセリ ……………………… 適量
【ボロネーゼ】
玉ねぎ ……………………… 1個
セロリ ……………………… 1本
ニンニク …………………… 1片
牛薄切り肉 ………………… 400g
野菜ジュース ……………… 約200ml
トマトペースト …………… 大さじ2
コンソメキューブ ………… 2個
ローリエ …………………… 2枚
塩 …………………………… 適量
オリーブオイル …………… 大さじ1
バター ……………………… 大さじ3
【ベシャメルソース】
生クリーム ………………… 180ml
スキムミルク ……………… 大さじ3
粉チーズ …………………… 大さじ2
コショウ …………………… 適量
《作り方》
1. 最初にボロネーゼを作る。ダッチオーブンにオリーブオイルとバターを入れ、大きめのみじん切りにした玉ねぎ、セロリ、ニンニクを玉ねぎがしんなりするまで炒める。
2. 牛薄切り肉を細かく切り、1に加えて炒める。
3. 野菜ジュース、トマトペーストを加え、塩で味をととのえたら、コンソメキューブ、ローリエを加えて煮込む。
4. 次にベシャメルソースを作る。ボウルに生クリーム、スキムミルク、粉チーズ、コショウを入れ、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせる。
5. 3のボロネーゼを半分皿に取り出し、残ったボロネーゼの上にとけるチーズを散らし、ラザニアを割りながら敷き詰める。
6. 4のベシャメルソースを入れ、ラザニアを割りながら再度敷き詰める。
7. 皿に取り出したボロネーゼを流し込み、上にとけるチーズを散らし、パン粉、粉チーズをふりかける。
8. 少しずらしてダッチオーブンにフタをし、フタの上にたっぷりの炭をのせ、焦げ目がつくまで焼く。家庭の場合は200℃のオーブンで15～20分焼く。
9. 焼き終わったら刻んだパセリを散らす。
《調理ポイント》
ポイント① ボロネーゼといえば通常使うのはひき肉だが、牛薄切り肉を使うのが田中さんのこだわり。薄切り肉を細かく切って使うことで肉肉しさが増し、よりおいしいボロネーゼができあがる。
ポイント② 完成後に切り分けやすくするため、ラザニアは手でバリバリと割りながら敷き詰めるのがポイント。下茹で不要タイプのラザニアならアウトドアでも作りやすく、コツいらずでできる。
このレシピで役に立つのはコレ！
王道の鋳鉄製ダッチオーブンは脚なしで家庭のキッチンでも使え、植物性オイル仕上げだからシーズニング不要ですぐに調理が始められる。リッドリフター、ボトムプレート、収納ケースが付属。満水容量4.2L、約φ23.5×H11cm
＃2 朝からほっと体が温まる！栄養満点でパワーもチャージ『丸ッとパンプキン豆乳スープ』
これから旬を迎えるほっこり甘いかぼちゃを丸ごと器として使ったインパクトたっぷりのメニュー。しかも作り方はとっても簡単だから朝ごはんにぴったりです。食べるときはかぼちゃを好みの大きさまでほぐしながら召し上がれ。
《材料》（1～2人分）
かぼちゃ（小） …………… 1個
★豆乳 ……………………… 200ml
★ベーコン ………………… 80g
★いんげん ………………… 50g
★コンソメ ………………… 小さじ1
★チーズ …………………… 適量
パセリ ……………………… 適量
《作り方》
1. かぼちゃのヘタ部分を切り落とす。ヘタ部分は完成後にフタにするので残しておく。
2. かぼちゃの種をスプーンで取り除く。
3. かぼちゃの中に★をすべて入れる。
4. 底網を入れたダッチオーブンのなかにかぼちゃを入れ、ダッチオーブンのフタを閉め、かぼちゃに火が通るまで加熱する。
5. かぼちゃを取り出し、刻んだパセリを散らす。1で切り落としたヘタ部分をフタにする。
《調理ポイント》
固いかぼちゃを切るのが難しい場合は、ラップで包んで電子レンジ500Wで10分程度加熱すると、柔らかくなりカットしやすくなる。キャンプのときは、家で切っておくとよい。
このレシピで役に立つのはコレ！
サビにくく、お手入れが簡単かつ耐衝撃性、耐温度変化に強い黒皮鉄板製のダッチオーブン。精密加工によりフタと本体がしっかりとかみ合うため、熱伝導を引き出してムラなく仕上がる。満水容量約2.9L、約φ20.5×H9.5cm
＃3 焼き立て熱々のパンをチーズフォンデュで！『ダッチパンdeチーズフォンデュ』
チャック付き密閉袋を使い、順番に材料を入れて袋をもむようにこねるため、手が汚れにくく洗い物も少ないダッチパンは、パン作り初心者にもおすすめ。発酵時間は、夏場は日陰で30分、冬場は焚き火のそばや日向で50分を目安に。
＜私が伝授！＞
インフルエンサー YUKIさん
アレンジが色々楽しめるダッチパンを得意とし、自然のなかで焼きたてパンを作っている。キャンプ飯専門レシピサイト「ソトレシピ」でソトレシピシェフとしてレシピ紹介中。
《材料》（3～4人分）
強力粉 ……………………… 300g
砂糖 ………………………… 24g
塩 …………………………… 3g
ドライイースト …………… 3g
バター ……………………… 60g
牛乳 ………………………… 120ml
卵 …………………………… 50g
【チーズフォンデュ】
チーズ ……………………… 100g
牛乳 ………………………… 100ml
片栗粉 ……………………… 大さじ1
パセリ ……………………… 適量
《作り方》
1. パン生地を作る。チャック付き密閉袋に強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、よく混ぜる。
2. 鍋に牛乳を入れて火にかけ、人肌ぐらいに温める。
3. 1に2と卵を加え、袋をもむようによくこねる。
4. ある程度まとまったら、常温に戻したバターを加え、再度しっかりもむように手でこねる。
5. バターがなじんだら、チャックを少し開けた状態で2倍に膨らむまで40分程度一次発酵させる。
6. 一次発酵が終わったら生地を8～10等分にして丸め、生地が乾かないようにふんわりとラップを被せて15分程度休ませる（ベンチタイム）。
7. ベンチタイム後、生地をひとつずつ手で軽く潰しながらこねてガスを抜き、もう一度丸く成形する。
8. クッキングシートを敷いたダッチオーブンに丸めた生地を円状に並べ、真ん中にシェカップを置く。ラップをして2倍に膨らむまで40～50分程度二次発酵させたらパン生地作りは完了。
9. 焚き火台（熾おきび火になった炭）にダッチオーブンをのせ、フタの上にも熾火になった炭を置き、10～15分焼く。家庭の場合は、180℃のオーブンで15～20分焼く。よい色に焼き上がったらパンが完成。
10. 別のシェラカップにチーズ、牛乳、片栗粉を入れ、混ぜながら火にかける。きれいに溶けたら、9のダッチオーブンのシェラカップに流し込み、刻んだパセリを散らす。
このレシピで役に立つのはコレ！
シーズニング不要で、家庭の鍋と同じお手入れ方法で気兼ねなく使えるステンレス製ダッチオーブン。残った料理を入れたまま保管や温め直しができるのも便利。満水容量約4.8L、約φ25.9×H11.5cm
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