元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が3日、自身のYouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』を更新。一部で報じられた中田翔選手の中日ドラゴンズ入団について語った。
■中田選手が中日入りを決断か
読売ジャイアンツを自由契約になった中田選手が「中日入団を決断した」と報じられたことを受け、岩本氏が持論を展開した今回の動画。
同氏は中日ドラゴンズの親会社である中日スポーツが入団を報じていることから、「ドラゴンズへの入団はほぼ間違いないのではないか」という見方を示した。
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■中日は「プラス材料ばかり」
立浪和義監督と中田選手の関係について岩本氏は「立浪監督は解説者時代、やんちゃな野球選手の中田翔にアドバイスをすることが非常に多かった。 立浪さんとフジテレビで仕事をご一緒することがあったんですよ」と述べる。
続けて「『おい、ガン、翔はどうだ』と聞くこともあった。ずっと気になってた選手で、最後の1スパイスを持ってるんでしょうね、立浪監督は」と指摘。
さらに「コーチ陣を見てみますと、立浪監督の大親友である片岡篤史さんがおられます。和田ベンちゃんもいる。 打者のエキスパートの首脳陣がいるドラゴンズ。 中田にとってはプラス材料ばかりなんですよ、メリットばかりなんですよ」と解説した。
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■「こんなに良い移籍はなかなかない」
さらに岩本氏は「34歳でベテランと言われますけども、キャリアハイもあるかも」と期待を寄せる。
そして「やんちゃを示してしまったことで反省をして、真摯に野球に取り組み直している中田が、今どき武闘派は流行らないんですけど、組織のなかで武闘派と言われていた人たちが厳しい視線とアイデアとともに中田翔に接触ができる。こんな良い移籍ってなかなかないと思う」とコメント。
また、中日が高額年俸や北海道日本ハムファイターズ入団時の背番号「6」を用意していることも「プラス材料」とした。
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■東海エリアに旋風を
岩本氏は「（新聞紙上で）決断と書いてますよ。決断で決定ではないんやね。でも、ほぼ決定でしょうね、メリットが揃っている」と指摘する。
そして「中田翔が改めてベテランになって、自分で時間を過ごすことが多いんですけど、厳しい目を持った人が率先してアドバイスをしてくれる環境というのは、中田翔にとって最高の環境がそこにある」と力説。
さらに「中田翔旋風を東海エリアに巻き起こしてくれるでしょう。翔、がんばれよ」とエールを送っていた。
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■得点力不足に悩む中日
中日は今シーズンチーム打率、ホームラン、得点数がすべてセ・リーグ最下位に終わっている。
入団が濃厚になっている中田選手は打点王を3回獲得するなど勝負強い打撃に定評があるだけに、得点力不足解消にはうってつけの選手となる。
同選手は当初関東地区の球団を希望していると報じられていたが、中日の熱意が実り入団を決めた模様だ。
■岩本氏が中田選手の中日入りを語る
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