PSVベルギー代表FWヨハン・バカヨコ(20)への1月オファーを拒否する方針で一致したようだ。

屈辱のカタールワールドカップ(W杯)から約1年…新生ベルギー代表において、今年3月の初キャップから早くも右ウイング定位置を築きつつあるバカヨコ。16歳PSVに入団し、今やオランダ屈指の名門でもエース級の働きを披露する20歳だ。

特筆すべきポイントは今季の数字に表れている。エールディビジで首位を快走するチームにおいて、バカヨコは公式戦23試合の出場で4ゴール12アシスト。2試合に1試合は味方のゴールへラストパスを出している計算となる。

そんな若武者に対し、イギリスフットボールインサイダー』によると、トッテナムとブレントフォードロンドン勢2クラブが来年1月獲得を検討。どちらも本腰を入れており、PSVとのクラブ間交渉に臨む準備をしているという。

ただ、「クレイジーなオファー」でもない限り、PSVが首を縦に振ることはない模様。PSVチャンピオンズリーグ(CL)で8シーズンぶりとなるラウンド16進出を決めており、さらなる欧州での飛躍を見据えていることは想像に難くない。

なお、ブレントフォードについては長らくバカヨコを追いかけているものの、今年夏の時点で本人から打診をやんわり断られたとみられている。