ローマは3日、セリエA第14節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。

前節ウディネーゼ戦、終盤の2発で押し切った5位ローマ(勝ち点21)は、3日前に行われたヨーロッパリーグでは主力を起用してセルヴェットに引き分け、首位通過が他力となった。セルヴェット戦から4選手を変更し、ルカクとディバラが引き続き2トップを形成した。

14位サッスオーロ(勝ち点15)に対し、立ち上がりから押し込んだローマは10分、ディバラのミドルシュートでGKを強襲。

しかし25分、最初のチャンスをモノにされる。ボックス内からベラルディにシュートを許すと、ミートしなかったルーズボールをマテウス・エンリケに蹴り込まれた。

ハーフコートゲームとしながらも先手を取られたローマは41分、ルカクのポストプレーからディバラが枠内シュートを放ったが、GKコンシーリの好守に阻まれ、1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、クリステンセンとアズムンを投入したローマは[3-4-2-1]に変更。54分にはアズムンとディバラのチャンスメークからルカクに好機が訪れるも、ボックス内からのシュートはGKコンシーリに止められる。

その後、62分にパレデスへの足首タックルでボロカにレッドカードが提示され数的優位となったローマは、引き続きハーフコートゲームを展開していく。

すると75分にPKを獲得。ボックス内で仕掛けたクリステンセンがファウルを貰った。これをディバラが決めて試合を振り出しに戻したローマは82分に逆転する。

クリステンセンがボックス右から左足を振り抜くと、DFにディフレクトしたシュートがゴールに吸い込まれた。

最終盤にかけてはサッスオーロの反撃を許さなかったローマが2-1で逆転勝利。後半から出場の伏兵クリステンセンの活躍でリーグ戦2連勝としている。