リバプールユルゲン・クロップ監督が、逆転勝利につながった4ゴールを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

3日、プレミアリーグ第14節でフルアムをホームに迎えたリバプール。日本代表MF遠藤航はベンチスタートとなった。

試合は点の取り合いとなり、20分にトレントアレクサンダーアーノルドの直接FKでリバプールが先制するも、24分に追いつかれる。それでも39分、アレクシス・マク・アリスターが衝撃のミドルシュートを他叩き込み移籍後初ゴールを記録して勝ち越し。それでも前半アディショナルタイムに追いつかれ、2-2で折り返す。

後半はなかなかスコアが動かない中、フルアムが逆転。80分にボビー・デコルドバ=リードがゴールを奪う。するとリバプールは83分に遠藤を投入。その遠藤は87分に値千金のゴールを奪う。

イブラヒマ・コナテからのロングボールをダルウィン・ヌニェスがヘディングで落とすと、モハメド・サラーが繋ぎマイナスのボール。これをボックス手前中央に走り込んだ遠藤が右足でダイレクトシュート。ゴール右上に圧巻のミドルシュートを叩き込んだ。

これで追いついたリバプールは一気にボルテージが上がると、1分後にはアレクサンダーアーノルドがクリアボールを拾い右足一閃。これが決まり、リバプールが逆転勝利を収めた。

4ゴール全てがスーパーゴールとなったリバプール。試合後の記者会見でクロップ監督がそれぞれのゴールを振り返った。

「いくつかのゲームを見てきたが、これほど世界観が詰まったゲームは見たことがない。つまり、競争力があったということだ」

「本当に競争力があった。トレントのFKは信じられない。試合前のマッカ(マク・アリスター)は、自分の足が正しいと今日見せていた」

「彼は本当に素晴らしいシュートを見せており、『ワオ。それならやってみたら良い』と思った。彼も同じことを感じていたのだろう」

ワタルは本当に重要だった。彼が登場し、本当に良かった。本当にだ。決定的なチャレンジに勝利し、最高のパスを出し、最高のゴールを決めた」

「そしてトレントが締めくくった。正直にいうと、どういうわけか、そのボールが入るのが見えなかった。その瞬間にターンしていたのかもしれない。まだ見返してはいないが、どれもとても特別だった」