なでしこジャパン(日本女子代表)は3日、国際親善試合でブラジル女子代表と対戦した。

 来年に控えたパリ・オリンピック出場を目指し、アジアで2次予選の戦いをスタートさせたなでしこジャパンは、3連勝の好スタートで最終予選への切符を掴んだ。年内最後の活動となる今回は、ブラジル・サンパウロへの遠征を実施し、ブラジル女子代表との2連戦に臨んでいる。

 現地時間11月30日に行われた初戦は3-4で敗れていたなでしこジャパンリベンジマッチとなった2試合目は、17分に右サイドのCKから遠藤純がボールを送り込むと、フリーになっていた南萌華がダイレクトボレーで合わせ、先制点を奪った。

 さらに19分には敵陣中央の位置でボールを受けた田中美南が左足でロングシュートを放つと、相手GKは触ることができず、ボールはそのままネットを揺らし、追加点を挙げた。

 前半を2点リードで折り返しなでしこジャパンは、後半も無失点に抑え、2-0のまま試合終了。第1戦のリベンジを果たすことに成功し、ブラジル遠征は1勝1敗に終わった。

ブラジル女子代表に勝利したなでしこジャパン(写真は11月30日のもの) [写真]=Getty Images