こりゃ完全に「アレ」な感じですわ…。

計27店が出店

関西空港第1ターミナルの国際線の出発エリアが、2023年12月5日にリニューアルオープンします。それに先駆け12月4日、報道陣に向けこのエリアが公開されました。新たな出発エリアはどのようなものなのでしょうか。

新しい国際線出発エリアの面積は約1万平方メートル。館内にはウォークスルー型の免税店、中央に日本建築を模したシンボルエリア「プラザエリア」、そしてコンセプトごとに4つの区画に分けられ、さまざまな店舗が入居する「Mood エリア」が展開されています。同エリアには、飲食9店舗、物販16店舗など、計27店舗が出店します。

免税店の面積は約2500平方メートルで、ウォークスルー型のものとしては日本の国際空港では最大規模とのこと。日本の空港免税店初出店となるフランスのブランド「CHAUMET(ショーメ)」を含む化粧品・香水などが販売されるほか、事前予約商品の専用受取カウンターや、お菓子を専用端末で注文する新システムを導入しています。

目玉の「Mood エリア」、どんなところ?

「Mood エリア」はゆったりとしたリラックス感が特徴の「ピースフル」、活気と躍動感に溢れる「アクティブ」、創造力・好奇心を刺激する個性や文化を打ち出した「キュアリアス」、気軽にワイワイ楽しめる雰囲気をもつ「ファン」と、それぞれコンセプトをもった4つの区画で構成されています。

「ピースフル」エリアには民芸品店、薬局、和食店などが、「アクティブ」エリアには寿司店、アウトドア・トラベルグッズ店、家電・時計店などが、「キュアリアス」エリアにはラーメン店、お菓子類をはじめとする土産店などが、「ファン」エリアには玩具店、おにぎりバーガー店、国際空港の免税エリアでは初出店という「ミキハウス」などがそれぞれ入居しています。

関西空港では第1ターミナルのリニューアルを段階的に進めており、今回の新国際線出発エリアのオープンはその一環です。

同空港を運営する関西エアポートによると、2025年春をめどに、新国際線保安検査場・新国際線ラウンジの運用を開始し、新たな第1ターミナルをグランドオープンさせる計画とのこと。さらに2026年秋には、新国際線出発エリアの南北商業施設を増設する予定としています。

リニューアルされた関西空港第1ターミナル国際線出発エリア(2023年12月4日、乗りものニュース編集部撮影)。