Jリーグは4日、2023シーズンの明治安田生命J1リーグで活躍した選手、監督、審判に贈られる各賞受賞者を発表した。

 J1リーグ史上11番目の“王者”が誕生した2023シーズンも、3日に全日程を終了。5日には、今シーズンの活躍に基づいた最優秀選手賞やベストイレブン、得点王等々の各賞を発表・表彰する『2023 Jリーグアウォーズ』が開催される。それに伴い、ベストヤングプレーヤー賞や優秀監督賞などが先んじて決定した。

 ベストヤングプレーヤー賞を受賞したのは、アルビレックス新潟に所属するMF三戸舜介。パリ世代の21歳は、J1リーグ31試合に出場し4得点2アシストを記録するなど、昇格1年目のクラブの残留に大きく貢献した。また、優勝監督賞とは別に贈られる優秀監督賞には、アビスパ福岡長谷部茂利監督が輝いた。ルヴァン杯優勝で初めての国内主要タイトルをもたらすとともに、J1リーグでも史上最高成績となる7位フィニッシュを成し遂げている。

 その他、フェアプレー賞 高円宮杯をセレッソ大阪が、最優秀主審賞を中村太主審が受賞。なお、最優秀ゴール賞、ベストイレブン最優秀選手賞は5日の『2023 Jリーグアウォーズ』で発表となる。

 各賞の受賞者は以下の通り。

■2023 Jリーグ各賞受賞者(所属クラブ/受賞回数)

最優秀選手賞:Jリーグアウォーズにて発表
ベストイレブン:Jリーグアウォーズにて発表
最優秀ゴール賞:Jリーグアウォーズにて発表
得点王:アンデルソン・ロペス横浜F・マリノス/初)、大迫勇也ヴィッセル神戸/初)
ベストヤングプレーヤー賞:三戸舜介(アルビレックス新潟/初)
優勝監督賞:吉田孝行(ヴィッセル神戸/初)
優秀監督賞:長谷部茂利(アビスパ福岡/初)
フェアプレー賞 高円宮杯:セレッソ大阪(2)
フェアプレー賞:セレッソ大阪アルビレックス新潟横浜F・マリノス
フェアプレー個人賞:西川周作(浦和レッズ/3)、前川黛也(ヴィッセル神戸/初)、大迫敬介(サンフレッチェ広島/初)
最優秀主審賞:中村太(初)
最優秀副審賞:野村修(初)
最優秀育成クラブ賞:2023年12月発表予定
功労選手賞:赤嶺真吾氏、上里一将氏、大谷秀和氏、駒野友一氏、田中隼磨氏、鄭大世氏、富田晋伍氏、中村俊輔氏、橋本英郎氏、藤本淳吾氏、槙野智章氏、水本裕貴氏、本山雅志氏
功労審判員賞:越智新次氏、蒲澤淳一氏、佐藤隆治氏、野田祐樹氏
功労賞:今年度該当なし

Jリーグ4日、今シーズンのJ1リーグの各賞受賞者を発表 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images