今夏にヴィッセル神戸からアンドラスペイン2部)に移籍したMFセルジ・サンペールが、3日に行われたセグンダ第18節ウエスカ戦で、移籍後初得点を記録した。

 2019年から2023年夏までの約3年半在籍したヴィッセル神戸を今夏に退団したサンペールは、元バルセロナジェラール・ピケ氏がオーナーを務めるアンドラに加入。シーズン開幕当初は限定的なプレータイムにとどまっていたが、第6節レアル・オビエト戦で初先発して以降はボランチの定位置を確保している。

 3日に行われた第18節ウエスカ戦では、8試合ぶりにベンチスタートとなったサンペール。それでも、スコアレスで迎えた70分から途中出場すると、90分にMFアルバロ・マルティンのフリーキックに頭で合わせた同選手が、値千金の決勝点を記録した。なお、ウエスカに所属するMF橋本拳人も59分から途中出場しており、元ヴィッセル神戸戦士の対決も実現している。

 残留争いのライバルに劇的な勝利を収め、リーグ戦3試合無敗の17位につけるアンドラ。次戦は10日に行われ、1部昇格候補のエイバルと激突する。

【動画】サンペールが移籍後初得点

移籍後初得点を記録したMFサンペール(写真はアルコルコン戦) [写真]=Getty Images