一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねは、島根島津株式会社、株式会社島根富士通、株式会社出雲村田製作所、出雲工業高等学校出雲市環境政策課と連携し、「ちょっとスマートな拾い箱」を制作し、2023年11月18日島根県出雲市の出雲ドームで開催された「いずも産業未来博」にてブースを出展でお披露目しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

写真は左から島根富士通生産技術統括部土江誠部長、出雲村田製作所第2製造部生産技術課岡克巳氏、島根島津第一生産課福島広隆課長
  • イベント概要   

・開催概要:いずも産業未来博2023(11/18-19開催)にてステージ発表、ブース出展して拾い箱を披露

・日程  :2023年11月18日(土)

・開催場所:出雲ドーム

・ステージ登壇者:島根島津株式会社 第一生産課 福島広隆 課長

         株式会社島根富士通 生産技術統括部 土江誠 部長

         株式会社村田製作所 第2製造部生産技術課 岡克巳 氏

         出雲市環境政策課 原豊美 氏

         出雲工業高校 生徒(インフルエンザのため欠席)

  • 大手メーカー3社の得意分野が融合!

”拾い箱”とは拾ったごみの回収箱で、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の取り組みの一環で全国各地で制作、設置されています。

今回の”拾い箱”の特長はごみの回収量が一目で分かり、満杯になると自動的に出雲市に連絡が行き、効率的にごみを回収することができます。

ごみの量を把握するセンサーを出雲村田製作所、通報するアプリや啓発モニターを島根富士通が担当し、拾い箱のBOXの製作には主に島根島津の技術が使われていて、地元大手メーカーの最新技術が結集した”拾い箱”になっています。

2023年4月から、これらの企業と出雲工業高校の生徒が連携し構想を練り始め、半年かけてようやく”ちょっとスマートな拾い箱”が完成しました。

  • 「3社で連携するのは非常に珍しい取り組み」

島根島津、島根富士通、出雲村田製作所の3社の開発担当者によると、3社で連携して一つのものを製作するのはとても珍しい取り組みということで、3社は「今後の環境保全の取り組みなど、連携できるものは連携して、より良いモノづくりをしていきたい」などと、今後への意気込みを語りました。

  • 出雲市環境政策課「市民や観光客を巻き込んだ取り組みに発展へ!」

この取り組みで、メーカー3社や高校生を繋いだ出雲市環境政策課の原豊美氏は「この拾い箱はキララ多伎に設置したり、観光客が多く訪れる地点に設置し、より多くの人に使ってもらえるようにしたい。来年度はさらに多くの市民にごみ拾い、ごみ削減に繋がる取り組みに参加してもらえるよう、工夫をしていきたい」と抱負を語ってくれました。

今回、お披露目した拾い箱は2024年1月に道の駅キララ多伎に設置予定です。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクト in しまね

URL:https://shimane.uminohi.jp/

活動内容:海と日本プロジェクトの活動の一環として、島根の海に密着したイベントの開催や情報発信、 また、ごみ拾い活動や推進を行い、海を未来につなぐ活動をしています

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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