国立劇場(独立行政法人日本芸術文化振興会)(所在地:東京都千代田区)は、ともに日本が世界に誇る文化である「文楽」と「アニメーション」のコラボレーションで海外展開を目指す「文楽×アニメーション 日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT」を開始いたしました。
本プロジェクトでは、文楽屈指の名作『曾根崎心中』の舞台で、大道具の替わりにアニメーションの背景美術を用いるという新しい企画に挑戦いたします。監修を務めるのは、人間国宝・桐竹勘十郎師。背景美術を手がけるのは、映画「となりのトトロ」や「もののけ姫」の美術監督を務め、数多くのアニメの背景美術を手がけた巨匠・男鹿和雄氏です。令和6年3月には本企画の第1弾として東京公演(於 有楽町よみうりホール)を実施し、その後は海外での上演を目指してまいります。
本企画の背景映像を制作するために、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「文楽×アニメーション ―日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT―」を実施いたします。本日12月5日(火)10時から令和6年1月31日(水)23時まで、500万円を目標に寄附金を募集いたします。

国立劇場は、日本の伝統芸能を守り、育て、未来へつないでいくことを使命として、長年にわたり文楽をはじめとする伝統芸能の公演を行い、その普及に取り組んできました。

この度は、日本が誇る文楽の魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、新しい企画に挑戦することにいたしました。アニメーションとのコラボレーションは、文楽に新しい風を吹き込み、これまで伝統芸能に馴染みのなかったお客様に、文楽に触れていただくきっかけになると考えています。

しかし、既存の予算だけではなかなか新しい企画に取り組みにくいのが実情です。本企画の背景映像の制作には1,200万円がかかります。そこで、第一目標を500万円として、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

私どもはクラウドファンディングを単なる資金集めではなく、国立劇場の活動を多くの皆様に知っていただく機会と捉えています。アニメーションとのコラボレーション、さらには海外展開を成功させるべく尽力してまいりますので、皆様も一緒に本企画を盛り上げていただけましたら幸いです。どうぞご支援のほどお願いいたします。

「文楽×アニメーション ―日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT―」プロジェクトページ

URL:https://readyfor.jp/projects/bunrakuXanime

映像テストの様子 ※映像は開発中のものです。
題字(男鹿和雄 筆)

・タイトル:「文楽×アニメーション ―日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT―」

・ページURL:https://readyfor.jp/projects/bunrakuXanime

・実行者:独立行政法人日本芸術文化振興会

・目標金額:500万円

・形  式:All or Nothing方式

※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。

・公開期間:令和5年12月5日(火)10時~令和6年1月31日(水)23時

・資金使途:文楽舞台背景の映像制作費 ほか

◇本企画映像監修:桐竹 勘十郎(人形浄瑠璃文楽 人形遣い)

重要無形文化財「人形浄瑠璃文楽人形」保持者 各個認定(人間国宝)。

◇本企画映像美術:男鹿 和雄(アニメーション美術監督)

72年からアニメーションの美術に携わる。多くのアニメ作品の美術、背景を手掛け、88年「となりのトトロ」以降、「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」とスタジオジブリ作品の美術監督を務める。

◇東京公演ナビゲーター:いとう せいこう

作家、クリエーターとして、活字/映像/舞台/音楽/ウェブなど、あらゆるジャンルに渡る幅広い表現活動を行っている。

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https://prtimes.jp/a/?f=d47048-692-4c625d0649c0ca57fc20254aebb2b1fc.pdf

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