ディズニーが実写とアニメで2つの世界を描く、日本発のオリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」が、ディズニープラスにて12月20日(水)より独占配信される。このたび大塚隆史&Production I.Gが“日本のアニメらしい止め絵のすばらしさ”を大切に制作した異世界「ウーパナンタ」の壮大な世界観が堪能できるアニメ特別映像のほか、嶋村侑、三宅健太、福山潤、土屋神葉、潘めぐみ、宮寺智子、大塚芳忠ら超豪華声優陣の出演情報が解禁された。
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本作は、実写で描く現実世界「横須賀」と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」の2つの世界が描かれる、これまで誰も観たことのない新しい物語。横須賀に住む空想好きな女子高生ナギ役の中島セナと、ウーパナンタからやって来た落ちこぼれのドラゴン乗りの少年タイム役の奥平大兼がＷ主演を務める。ナギの親友で彼女を気遣う同級生ソン役にエマニエル由人、タイムが憧れるドラゴン乗りの英雄アクタ役に新田真剣佑、ウーパナンタの元英雄でありながら10年前から現実世界で生活する謎の男、柴田/スペース役に森田剛が出演するほか、津田健次郎、武内駿輔ら豪華声優陣も集結。制作スタッフも、監督に萩原健太郎、アニメーション監督に大塚、キャラクター原案、コンセプトアートに出水ぽすか、アニメ制作スタジオにProduction I.Gと、世界水準の豪華製作陣が名を連ねている。
解禁された映像は、アニメによる異世界、ウーパナンタに特化した特別映像。横須賀に住むナギの部屋の本棚に突然飛ばされたタイムと相棒のドラゴン、ガフィンが元々住んでいた、竜と生きる異世界ウーパナンタ。月と同じくらいの大きさの惑星であるウーパナンタには、大小様々な島々が浮遊していた。ところがその島々が空に吸い込まれてしまう「空に落ちる」崩壊現象に襲われており、まさに「世界の死」の危機的状況に陥っていた。
その崩壊を止める方法は、強大な力を手に入れた最恐のドラゴン乗り、ジャイロに支配されてしまった神の島ピュトンピュトを奪還すること。最後の希望を託されたのが、ドラゴン乗りの英雄アクタ率いる「アクタ空団」だ。「カサミ・ダミダラ！＝(“世界を救う”というウーパナンタ語)」という掛け声とともにジャイロに立ち向かう空団だったが、激闘のなかアクタは、タイムをかばうためにジャイロの手に堕ち、ウーパナンタから忽然と姿を消してしまう。アクタを失い、人々が絶望に包まれていくなか、ただ1人、タイムだけは、アクタが現実世界＝“理(ことわり)の外”に飛ばされたと確信し、諦めずに再びジャイロに立ち向かうのだった。
アニメ監督を務めた大塚監督が「日本のアニメの魅力は、止め絵であっても1枚のなかに、複雑なニュアンスの表情が描き込まれているところにあると思います。これは手描きならではの強みなので、今回は3DCGをメインで使うということは考えませんでした」と語るように、ウーパナンタの島々が上空高くに浮かんでいることがわかる空気の澄んだ青空の色合いや色鮮やかなウーパナンタの島々、ドラゴン乗りたちによる迫力あるアクション、激しい空中戦での目に見えない”風”の描き方など、丁寧な作画に定評があるProduction I.Gだからこそ表現できる、緩急のついた壮大な世界観が堪能できる映像となっている。
あわせてアニメで描かれる異世界ウーパナンタのキャラクター情報と、演じる声優情報も同時解禁された。見た目は愛らしいが気が強く、ドラゴン乗りとしても非常に優秀なアクタ空団の副団長ケイト。ドラゴンの声を聴くことができないタイムがアクタ空団に加わったことに納得せず、露骨に半人前の扱いをする彼女だが、時に可愛いものに弱い意外な一面も見せる憎めないキャラクターだ。そんなケイトの声を担当するのは、「進撃の巨人」シリーズのアニ・レオンハート役や、「Go！プリンセスプリキュア」のキュアフローラ役など多くの人気作品に出演している嶋村。嶋村は今回の出演に対し「『アニメと実写で描く物語』と聞いて、すごく面白そうだし、いつもとはまったく違う形の共演を体験できるのではないかとワクワクしました。ウーパナンタの言葉も作り込まれていて、収録は本当に楽しかったです」と世界観を楽しみながらアフレコに臨んだことを明かした。
次に地球人の見た目に近いが、体が大きく皮膚が硬いビサイ族出身で、最大の特徴は、生まれながらにして皮膚に刻まれているタトゥーのような模様を持つアクタ空団団員バイス役には、「僕のヒーローアカデミア」シリーズのオールマイト役や、『THE FIRST SLAM DUNK』(22)の赤木剛憲役の三宅。三宅は「アニメーションと実写のコラボ作品ということで、どんな世界観の広がりを感じさせてくれるのか、とても楽しみです」と本作の最大の魅力に期待を寄せる。
そしてケイトとバイスと同じアクタ空団団員で、様々な民族が暮らすウーパナンタで、“バーカー”と呼ばれる、山羊に近い見た目を持つ種族出身で、戦闘中もパイプを吸うなど、独特のスタイルを持つキャラクター、ギャッツを演じるのは、「コードギアス」シリーズのルルーシュ・ランペルージ役や「暗殺教室」の殺せんせー役など、声優業のほか、歌手としても活躍の幅を広げる福山。福山は「参加はアニメパートのみですが、アニメと実写で描く意欲作にふれることができて、とても貴重な体験をさせていただきました」とコメント。
ドラゴン乗りの英雄アクタが率いる「アクタ空団」の心強いメンバーの情報に加え、新たに解禁されたのが、ウーパナンタにいながらにして、現実世界＝“理の外”のことを信じ続ける少年マウル。「“理の外”にはこの世界を創った創造主がいる！」と話すマウルの声を担当するのは、「バクテン!!」や「ボールルームへようこそ」などアニメーション作品で主演を務める傍ら、舞台などジャンルレスな表現者として活躍する土屋。土屋は「まずワクワクしたのは、『アニメと実写という二つの次元による表現方法で、ひとつの物語を描く作品である』ということです。意欲的な挑戦に参加することができて、嬉しいです」と喜びを語るとともに、「僕はアニメパートに携わっていますので、実写パートがどのような映像になっているのか、まだ想像ができません。配信を楽しみにして下さっている皆様と同様、非常に待ち遠しいです！」と、ファンとともに配信スタートを待ち望む心境を明かた。
さらに、潘、宮寺、大塚ら実力派声優陣の出演も明らかとなり、一体どのような形で物語に関わってくるのか期待が高まる。既に解禁されているウーパナンタを恐怖に陥れる最恐のドラゴン乗りジャイロ役の津田健次郎、タイムの相棒ドラゴンであるガフィン役の武内駿輔に加え、豪華すぎる声優陣がウーパナンタの壮大な世界観に奥行きを与えていく。
実写ドラマファンだけでなく、アニメファンも楽しめること間違いなしのファンタジーアドベンチャー超大作「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」。まさに二度美味しい本作の続報にも期待したい。
■＜キャストコメント＞
「『アニメと実写で描く物語』と聞いて、すごく面白そうだし、いつもとは全く違う形の共演を体験できるのではないかとワクワクしました。ウーパナンタの言葉も作り込まれていて、収録は本当に楽しかったです」
「今回、『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』でバイスの声を担当させていただきました。アニメーションと実写のコラボ作品ということで、どんな世界観の広がりを感じさせてくれるのか、とても楽しみです」
●福山潤(ギャッツ役)
「ギャッツ役の福山潤です。参加はアニメパートのみですが、アニメと実写で描く意欲作に触れることができて、とても貴重な体験をさせていただきました。皆様もご覧になってぜひウーパナンタ語を話してみてください!!」
●土屋神葉(マウル役)
「『ワンダーハッチ』に出演させていただくと決まった時、まずワクワクしたのは、『アニメと実写という二つの次元による表現方法で、ひとつの物語を描く作品である』ということです。意欲的な挑戦に参加することができて、嬉しいです。アフレコの現場でも、監督から伝えられるイメージを具現化するというよりは、より魅力的なパフォーマンスを見出すためにアイデアを提示し合い、試行錯誤し合う印象を強く受けました。僕はアニメパートに携わっていますので、実写パートがどのような映像になっているのか、まだ想像ができません。配信を楽しみにして下さっている皆様と同様、非常に待ち遠しいです！」
文/山崎伸子
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