トルコ、イスタンブールには地域猫がいたるところで暮らしているので通りを歩けば猫と出会うのは珍しいことではないどころか、日常茶飯事である。
だがそんなトルコの人々をもってしても、思わず立ち止まってしまうほどに珍しい毛色を持つ猫が話題となっている。
前脚から肩、頭は黒いのだが、途中から茶色なのだ。こんなツートンカラーの柄をした猫はかなりのレアキャラ。
何かの塗料に染まってしまったわけはなく、天然の2色使い。しかも茶色い部分の方がふさふさしているというから驚きだ。健康状態は良好で、体に異常は見られないという。
猫の柄と言えば、茶トラ、鯖トラ、黒、白、、黒白まだら、三毛、麦わら、トータシェル(黒と茶のまだら)などがあげられるが、中にはこんな変化球を持った猫も存在するようだ。
トルコ、イスタンブールで目撃されたのは、頭と肩、前脚は黒色なのだが、途中から急に色が変わる。それ以外は茶色でふさふさの毛におおわれているのだ。
この予想外の外見は普段から地域猫を見慣れているトルコの人々ですら、思わず立ち止まって眺めるほどだ。
この猫を見かけたRedditのユーザーは写真を撮影して投稿すると、すぐに話題になった。
[もっと知りたい!→]誰が逆パンダだっちゅーの。とても人懐こい猫なんだから(イギリス)
画像加工したわけでも、染色されているわけでもなく、オリジナルのツートンカラーだという。トルコの猫らしくとても人懐こく元気で、栄養状態もよかったそうだ。
事実トルコでは、国や地域、自治体、住民が一丸となって動物をケアしているので、何らかの異常があれば放置されるようなことはないはずだ。
遺伝子変異か突然変異か、その理由はわからないがユニークな毛柄だ。
その意表を突いた2色使いに、「ビジネス風の前面とパーティー風の後面」、「は「プリンターのインクが切れたようだ」、「ズボンをお腹の上まで引き上げて履いているようにみえる」などの声が上がった。
Two-tone cat spotted in Turkey
byu/Vorphyrion incats
ちなみに猫の場合、顔半分で柄の違う個体が稀に存在する。
様々な動物の体を持つギリシャ神話に登場する伝説「キマイラ(キメラ)」を連想させることから、異なる遺伝的情報を持つ二つ以上の異なる細胞群からなる生物のことを「キメラ」と呼ぶが、顔半分の柄の違う猫はキメラ猫とも呼ばれている。
[もっと知りたい!→]体に雪景色を持つ猫。もともとは黒白のハチワレ猫だったが徐々に変化(アメリカ)
それとはまた別の意味で2つの柄をもつこのトルコの地域猫。今後の観察報告が待たれるところである。
References:(1) Two-tone cat spotted in Turkey : cats / written by parumo
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