株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる水電解技術での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「次世代水電解」講座を開講いたします。

グリーン水素製造における各種次世代水電解技術の最新動向と高効率化・実装上の課題と展望を紹介
本講座は、2023年12月21日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ee6e746-ef4d-63b4-b0f6-064fb9a95405

  • Live配信・WEBセミナー講習会 概要

テーマ:グリーン水素製造における各種次世代水電解技術の最新動向と高効率化・実装上の課題

~固体高分子型(PEM)・アニオン交換膜(AEM)・高温水蒸気電解(SOEC)~

開催日時:2023年12月21日(木) 11:00-17:05

参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定

U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ee6e746-ef4d-63b4-b0f6-064fb9a95405

WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)

  • セミナー講習会内容構成

 ープログラム・講師ー

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第1部 水電解技術によるグリーン水素製造に関する最近の世界動向

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講師 みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) 上席主任コンサルタント 仮屋 夏樹 氏

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第2部 固体高分子型水電解技術およびメタネーション技術

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講師 (元日立造船株式会社 顧問) 工学博士 熊谷 直和 氏(諸事情により登壇が難しくなりました)

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第3部 アニオン交換膜を用いた低コスト高性能水電解の基礎と最新動向・装置の開発

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講師 国立研究開発法人産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門 研究グループ長 伊藤 博 氏

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第4部 高温水蒸気電解法による高効率水素製造技術の開発

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講師 東芝エネルギーシステムズ株式会社 エネルギーシステム技術開発センター 化学技術開発部 カーボンキャプチャ&リサイクルグループ 長田 憲和 氏

  • 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題

カーボンニュートラルに向けた諸外国・主要プレーヤーのグリーン水素に関する戦略・取り組みに関する知識、水電解技術の現状と課題についての全体像

・再エネ電力貯蔵のためのPower to Gas技術

・再エネからのグリーン水素製造技術・固体高分子水電解

CO2の資源化技術・メタネ―ション

水素製造技術の研究開発状況と、現在の課題、今後の展望についての知識を得ることが可能

  • 本セミナーの受講形式

 WEB会議ツールZoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。

 詳細は、お申し込み後お伝えいたします。

  • 株式会社AndTechについて

 化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、

 幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

 弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」

 「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。

 クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

  https://andtech.co.jp/

  • 株式会社AndTech 技術講習会一覧

一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。

https://andtech.co.jp/seminars/search

 

  • 株式会社AndTech 書籍一覧

選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。

https://andtech.co.jp/books

 

  • 株式会社AndTech コンサルティングサービス

経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。

https://andtech.co.jp/business-consulting

  • 本件に関するお問い合わせ

株式会社AndTech 広報PR担当 青木

メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)

  • 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

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第1部 水電解技術によるグリーン水素製造に関する最近の世界動向

【講演主旨】

2020年代、世界は劇的なエネルギー情勢の変化に直面することとなった。カーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みの全世界的な加速に加え、ポストコロナの経済復興を目指した各国の大規模投資政策、さらにはロシアウクライナ侵攻に伴う資源・エネルギーの逼迫・高騰、エネルギー・経済安全保障の重要性の高まりといった潮流は、現在そして将来のエネルギーシステムに対し抜本的な変革を迫っている。

 将来のエネルギーシステムは、脱炭素化、エネルギー自給率の向上、時間的・空間的なエネルギー偏在の解消といった、互いに絡み合う複雑な課題を克服する必要がある。その中でCN時代のキーデバイスとしての水電解とグリーン水素製造が急速に脚光を浴びている。

 諸外国は将来の水電解・グリーン水素産業で覇権を握るべく、意欲的な目標と強力な投資計画を相次いで発表している。我が国としても戦略と打ち手が求められる局面である一方で、現状グリーン水素の本格普及には技術面・制度面双方で課題が残されているのも事実である。

 本節では、近年動きの著しい水電解技術・市場の海外動向を概観するとともに、今後の普及に向けた課題と展望を紹介したい。

【プログラム】

1.グリーントランスフォーメーション時代の水素 -諸外国の調達戦略-

 1-1 なぜ水素なのか? -GX時代の水素の役割-

 1-2 グローバルでの水素需給見通し

 1-3 諸外国の水素調達戦略 -水素貿易の兆しとサプライチェーンの多様化-

 1-4 日本の水素戦略

2.潜在市場での先陣争い -諸外国の水電解産業戦略-

 2-1 グローバルでの水電解装置の供給見通し

 2-2 諸外国の水電解関連の政策動向

 2-3 国内外主要プレーヤーの水電解装置の開発動向

3.資源リスクと次世代技術 -諸外国のR&D戦略-

 3-1 水電解本格普及に向けた課題 -GX時代の資源リスクー

 3-2 諸外国の水電解R&D戦略 -次世代技術への期待-

 3-3 水電解装置の技術課題と国内外主要プレーヤーの開発動向

4.まとめ -日本への示唆-

 4-1 国内における将来の水素利用の姿

 4-2 国内におけるPower to Gasの価値

 4-3 機会と課題 -まとめに代えて-

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第2部 固体高分子型水電解技術およびメタネーション技術

【講演主旨】

カーボンニュートラル社会実現のためには、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換が必要である。本講義では、再生可能エネルギー余剰電力の貯蔵・輸送・利用およびCO2の有効利用のための炭素循環技術について説明する。再エネからグリーン水素を製造する固体高分子型水電解技術、ならびに産業施設等から回収したCO2を、グリーン水素と反応させて、既存インフラに適用可能なメタン燃料に変換するメタネーション技術について、これまでから現在に至るまでの技術開発および実証の取組み、今後の展開について紹介する。

【プログラム】

1.はじめに

 1-1 気候変動

 1-2 持続的社会を目指して

2. Power to Gasとは

 2-1 電力貯蔵技術としてのPower to Gas

 2-2 グローバルCO2リサイクル

 2-3 Power to Gasの主要構成技術

  2-3-2 水電解

  2-3-3 メタネーション

3.再生可能エネルギーからのグリーン水素製造技術

 3-1固体高分子水電解技術の概要

 3-2 日立造船における固体高分子水電解装置開発の取り組み

 3-3 GI基金事業/米倉山太陽光発電/固体高分子水電解装置の適用例

 3-4 固体高分子水電解装置の課題・展望

4.グリーン水素を用いたCO2のメタネーション技術

 4-1 メタネーションとは︖/メタネーション触媒・プロセスの概要

 4-2 メタネーション推進官民協議会

 4-3 メタネーションの実証例

5.まとめ

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第3部 アニオン交換膜を用いた低コスト高性能水電解の基礎と最新動向・装置の開発

【講演主旨】

製造過程において温室効果ガスの排出を伴わないいわゆる「グリーン水素」の導入拡大が世界的な課題となっている。グリーン水素の現実的製造方法は「水電解」であると考えられ、その場合利用する電力価格に加えて水電解装置の性能とコストがグリーン水素の価格決定の大きな因子になることは明らかである。よって世界各国で低コスト・高性能水電解技術の開発が精力的に行われているところである。アニオン交換膜(AEM)水電解は比較的最近開発が始まった技術であるが、従来の水電解装置に比べても低コスト・高性能実現の大きなポテンシャルを有する。本講座では、従来の水電解技術と比較する形でAEM水電解装置の原理、特徴から最新の開発動向までを紹介し、その可能性と限界を詳述する。

【プログラム】

1. 背景~カーボンニュ-トラルと水素~

 1-1 グリーン水素を取り巻く最新状況

 1-2 グリーン水素需要見通し

 1-3 国内外のグリーン水素製造・利用プロジェクト

2. 水電解技術の基礎

 2-1 水電解技術の背景と基礎

  2-1-1 水電解の歴史

  2-1-2 食塩電解(ソーダ工業)技術の歴史

2-2 各水電解技術の概要説明

  2-2-1 アルカリ水電解

  2-2-2 プロトン交換膜(PEM)水電解

  2-2-3 固体酸化物水電解(SOEC)

  2-2-4 アニオン交換膜(AEM)水電解

3. 周辺技術の紹介

 3-1 アニオン交換膜燃料電池(AEMFC)

4. アニオン交換膜(AEM)水電解技術の詳細

 4-1 AEM水電解装置の原理と特徴

 4-2 AEM水電解装置開発の歴史

 4-3 AEM水電解技術の開発状況

  4-3-1 電解質膜(AEM)

  4-3-2 電極触媒

  4-3-3 電極構造

 4-4 AEM水電解システムと運転方法

  4-4-1 電解液供給方法

  4-4-2 加圧運転

  4-4-3 耐久性

  4-4-4 AEM水電解システムのコスト試算

5. エナプター社アニオン交換膜(AEM)水電解装置

 5-1 エナプター社の概要

 5-2 エナプター社AEM水電解装置装置の特徴

 5-3 エナプター社のビジネスモデルと将来計画

6. まとめ

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第4部 高温水蒸気電解法による高効率水素製造技術の開発

【講演主旨】

 東芝エネルギーシステムズでは、水素事業を展開しており、その一つとして水素製造システムの開発を行っている。水素製造技術はさまざまなタイプがあるが、その中でも、最も効率の高い高温水蒸気電解方式について、注目し、その研究開発状況および実用化に向けた取り組み、応用技術について詳説する。

【プログラム】

1. 会社紹介

 1-1.事業概要

 1-2.水素事業について

2. 高温水蒸気電解による水素の高効率製造

 2-1.高温水蒸気電解技術の特徴と世の中の開発動向

 2-2.東芝における高温水蒸気電解技術の研究開発状況

 2-3.実用化に向けた取り組み

3. 高温水蒸気電解技術の応用

 3-1.CCU技術への応用

 3-2.更なる高効率化に向けた次世代電解

4. 今後の展開

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

配信元企業:株式会社AndTech

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