Jリーグは6日、ヴァンラーレ八戸への懲罰を発表した。

 対象事案となったのは、11月6日(月)午前3時30分頃、八戸のスタッフは前夜飲酒したため自家用車で仮眠を取ったのちに自宅に向かって運転中、電柱に衝突する物損事故を起こしたことで、その後警察署へ自ら出頭しアルコール呼気検査を実施した結果、基準値を超過していたことから酒気帯び運転で検挙される事態となっていた。

 Jリーグの規約第3条〔遵守事項〕第2項では「Jリーグ関係者は、第1条のJリーグの目的達成を妨げる行為およびJリーグの信用を毀損する行為を行ってはならない」こと、さらに同条第3項では、「Jリーグ関係者は、法律、命令、条例等を遵守し、社会的規範を尊重して行動しなければならない」ことが定められている。

 今回の事案を受けJリーグは「法令違反であるとともに社会的に大きく問題視されている酒気帯び運転という事案の悪質性を踏まえると、結果的にこれらを抑止することができなかったクラブの管理監督責任は重大であり、クラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損する行為である」ことを懲罰理由として、次のような結論を下したことを明らかにしている。

ヴァンラーレ八戸は、本件行為の重大性を鑑みて当該スタッフを諭旨解雇処分としている。しかしながら、社会全体で問題視されている酒気帯び運転である本件行為を起こさせたクラブの管理監督責任は重大であり、またクラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損するものであることから、今後の再発防止を徹底すべく、けん責を科すこととする」

 懲罰が決定した八戸はクラブ公式サイトで「今回の懲罰内容について真摯に受け止め、このような事態が二度と起こることのないよう、コンプライアンス教育を再度徹底し、再発防止に努めて参ります。改めまして、日頃よりヴァンラーレ八戸を応援していただいているファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様へ多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と声明を発表している。