ブリトニー・スピアーズの父ジェイミーさんが、片脚の切断手術を受けていたことが明らかになった。ジェイミーさんは脚に深刻な感染症を患って何度も手術を受けており、最終的に医師がこのような決断を下したという。ブリトニージェイミーさんは後見人制度をめぐる争いにより親子関係に亀裂が生じ、現在も確執が続いたままだ。しかしこのような事態になり、2人が和解する兆しが見えているという。

米メディア『TMZ』が現地時間5日、ブリトニー・スピアーズ(42)の父ジェイミー・スピアーズさん(71)が、1か月前に脚の切断手術を受けたと報じた。

複数の情報筋によると、ジェイミーさんは片脚に深刻な感染症を患ったため、数週間にわたり入院生活を送っていた。病院では感染を食い止めるために5回の手術を受けたものの、どれも成功には至らなかった、そのため医師は最終的に、脚を切断するしかないと決断したという。

米メディア『Page Six』によると、ブリトニーが育った米ルイジアナ州の町ケンウッドの情報筋は、ジェイミーさんが脚を切断することになった経緯について「彼は膝の人工関節置換術を受けたのですが、そこからひどい感染症にかかってしまったのです」と語ったそうだ。

また今年8月に『TMZ』は、ジェイミーさんが数か月前に入院していたと報じた。当初、医師は腎臓に異常があると診断していたが、実際には膝に問題があることが判明したそうだ。ジェイミーさんは16年前に人工膝関節置換術を受けたが、どういうわけか深刻な感染症を患ってしまったという。

同メディアは、この数日後に再手術を受け、膝に入れた金属を調整して感染を治癒させる予定だと伝えていた。この時ジェイミーさんは、すでに25ポンド(約11キロ)も体重が減っていたという。

しかし手術後も脚の感染症は回復しなかったようで、『Page Six』は10月5日ジェイミーさんが深刻な健康問題と闘っていると報じた。ある情報筋は「ジェイミーは手術が必要なほど、ひどい感染症に苦しんでいます。彼は数週間、特別な感染症施設に入院しています」と語っていた。

その一方でこの翌日となる6日に米メディア『People.com』は、ジェイミーさんが快方に向かっており、外来施設で治療を続けていると伝えた。

ジェイミーさんは元妻リンさん(68)との間に、娘ブリトニージェイミー・リン(32)、息子ブライアンさん(46)をもうけている。

ブリトニーは2007年に精神的に不安定となり、2008年からは父親ジェイミーさんが後見人として彼女の財産やキャリア、私生活などを管理してきた。その後ブリトニーは父親を後見人から外すように裁判で争うようになり、家族とは疎遠になった。

2021年8月にはジェイミーさんが後見人を辞任することに同意し、同年11月にはブリトニーの後継人制度が正式に終了した

しかしその後も親子の確執は続いており、ブリトニー今年10月に発売した回顧録『The Woman in Me(原題)』で、ジェイミーさんが13年間にわたり、自身の個人的や経済的な決断を支配してきたことについて痛烈に批判していた。

そんなブリトニーが、最近ジェイミーさんに対して態度を軟化させているという。『TMZ』の情報筋によると、彼女は父親が恋しいと言っており、彼を援助するために金銭を送ると話したこともあるそうだ。

また別の情報筋によると、ジェイミーさんはブリトニーとの和解をこれ以上なく望んでおり、悪意などは抱いてないという。

画像1枚目は『Maria River Red 2023年10月3日付Instagram「First time doing portraits」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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