12月15日(金) 公開の映画『きっと、それは愛じゃない』の本編映像が公開された。

『きっと、それは愛じゃない』は、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』『ラブ・アクチュアリー』『ブリジットジョーンズの日記』などの恋愛映画を手がけてきた製作スタジオ、ワーキング・タイトル・フィルムズの最新作。ドキュメンタリー映画監督のゾーイ(リリー・ジェームズ)が幼馴染カズ(シャザド・ラティフ)の見合い結婚の軌跡を次回作として追いかける中で本当の愛を見つける、現代に向けた新たな価値観のラブストーリーだ。

このたび公開されたのは、ゾーイが現代版の新たなおとぎ話を子どもたちに読み聞かせる様子を捉えたワンシーン。友人の子どもたちの子守を任されたゾーイは、『シンデレラ』の物語を読み聞かせすることに。「シンデレラは王子と出会いました。出会った瞬間分かることがあります。その人なしに、生きたいと」というこれまでのおとぎ話の常識を打ち破るような新解釈版のストーリーは、徐々に彼女の恋愛遍歴に重なるようにして語られていく。

いつか運命の人に出会えると信じてきたゾーイだが、ピンときては“ハズレ”と気づくことの繰り返しの毎日。そんな鬱憤を晴らすように、恋愛を拒んでひとりで生きていくプリンセスを「シンデレラはガラスの天井と闘い、退屈な王子がいなくても平気だと気付いたからです」とアイロニカルなセリフで説明し、物語を締めくくるのだった。おとぎ話のようには上手くいかない現代の恋愛事情。果たして、ゾーイが幼馴染の見合い結婚の軌跡を追う中でたどり着く、すべての悩める現代人の心に響く“答え”とは──。

併せて、一足先に本作を鑑賞した各界の著名人10名より応援コメントが到着。『バチェラー・ジャパン』シーズン5に参加した大内悠里は「愛の形やありかたは人それぞれ違っていいのだと言うことを教えてくれる、とても心暖まる作品でした」、フリーアナウンサーで俳優の宇垣美里は「選択肢に溢れ、色々なしあわせの形があるこの時代、厄介だけど、やっぱ最高!」と本作への想いをつづった。

■秋倉諒子(タレント/パーソナルトレーナー/『バチェラー・ジャパン』シーズン4参加) コメント
色んな幸せの選択肢があって、絶対に進むべきというひとつの答えがある訳ではないですよね。それが正解かも分からない。
自分を偽らずに素直に人と接する大切さや、こうするべき、こうあるべきという概念は捨てて、真っ直ぐ自分に正直に人と向き合っていきたい。そんな気持ちにさせてくれた作品です。

■磯村美羽(俳優/『今日、好きになりました。カンヌン編』参加) コメント
ヒロインの「恋に落ちることもあれば、好意に落ちることもある」というセリフが特に印象に残っています。わかるようでわからなくて、すごく大人の世界を感じ、深い言葉だなと思いました。
この作品のように、初めて会った日に結婚をする恋もあれば、私のように恋愛番組で3日間で恋をする人もいて、世界には色んな恋愛の形があるんだなと思いました。

宇垣美里(フリーアナウンサー/俳優) コメント
ゾーイのくるくる変わる表情が魅力的で目が離せない!
見合い結婚の夫婦もシングルの母も、ハリポタオタクの夫婦もそれぞれに幸せそうで。
選択肢に溢れ、色々なしあわせの形があるこの時代、厄介だけど、やっぱ最高!

■大九明子(映画監督) コメント
ムスリム同士のお見合いや結婚式を通して見るパキスタン、ポップで新鮮。脚本のジェミマ・カーンパキスタンへの眼差しこそが愛ではないか。とか言って、愛なんて見えないものをあるだの無いだの考えてもしょうがない。そんなことよりエマ・トンプソンが何かにつけてオモロいから笑おう。

■大内悠里(『バチェラー・ジャパン』シーズン5参加) コメント
現代は出会いのきっかけも、また多くの選択肢があり、何より結婚を選ばずとも幸せになれる社会となりました。型に嵌め込んだ出会いだったとしても、愛を育むことができるということ。形式やこれまでの常識に囚われずに、心のままに選択し、他者を愛してもいいのだと言うこと。愛の形やありかたは人それぞれ違っていいのだと言うことを教えてくれる、とても心暖まる作品でした。

■高坂りと(漫画家『わたしの幸せな結婚』) コメント
お互いの気持ちはわかるのに、優先するものの違いから素直になれないふたり……。
見ていてとてももどかしくなります。
パキスタンの絢爛豪華で幻想的な結婚式も必見。
カズの結婚相手・マイムーナも魅惑的!
全員の幸せを願いたくなります。
ぜひエンドロールまでご覧ください。

■DIZ(映画アクティビスト) コメント
まだまだ独身への圧力が強い世の中で、妥協した恋を頑張ったり、周囲の期待に応えるのに疲れた人に観てほしい。
映画の観すぎで高まった理想像や無数の選択肢があるからこそ、揺らいでしまう幸せの本質に向き合わせてくれる今こそ必要なラブストーリー!

■中野恵那(俳優/モデル) コメント
誰かのことを思っての行動も自分の意思も大事にする、このふたつの大切さを改めて感じられました。
主人公の立場で見ても共感できますが、主人公以外のキャラクターにもそれぞれの心情が詰め込まれていて〝家族への愛〟が重点に置かれた中で起きていく様々なハプニングが印象的です。
幅広い世代の方々に共感していただける作品だと思います。

■Mikako(アーティスト/Netflixオオカミちゃんには騙されない』参加) コメント
この作品を見て、"愛とはなにか"と映画を見終わっても自分に問いかけていました。
愛の形は人それぞれで、誰かのために感じる愛も、誰かのために行動する愛も、全て嘘ではない中で、やっぱり自分のために溢れ出る愛は何にも変えられないな……と改めて感じることができました。
誰かのために偽った愛を持っていて例え相手が幸せだったとしても、それが自分自身は幸せではなかったら、いつかその愛は壊れてしまう。
勇気を持って、自分のために行動できるゾーイとカズの姿に気づいたら涙を流していました。
映像もすごく美しく、私の中で大切な映画のひとつになりました。

■吉成亜美(アパレルディレクター) コメント
国や世代によって色々な恋愛観があることを、再認識できるような映画でした。共感できる部分と、できない部分があったり、この映画を通して私自身の恋愛観もグッと広がりました。自分自身や周囲に対する誠実さ・素直でいることの大切さも実感し、「愛」について、自分なりの解釈を楽しめるような映画でした。

『きっと、それは愛じゃない』本編映像

<作品情報>
『きっと、それは愛じゃない』

12月15日(金) 公開

『きっと、それは愛じゃない』ポスタービジュアル

公式サイト:
https://wl-movie.jp/

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『きっと、それは愛じゃない』