デザインプロセス、マーケティングキャンペーンを通じて、より幅広くアメリカのポートレートを描き出すというラルフ ローレンの取り組みを反映するプログラム。

2023年12月5日ニューヨークラルフ ローレンは、自社のアーティスト イン レジデンス プログラムによる初めてのコレクション、ポロ ラルフ ローレン × ナイオミ・グラシズを発表しました。このコレクションは、さまざまなスキルをもって多種多様な媒体で活躍するアルチザンたちを招き、ラルフ ローレンのクリエイティブチームとの没入型コラボレーションを行うアーティスト イン レジデンス プログラムにもとづくものです。伝統工芸を称え、保護することを意図したこのアーティスト イン レジデンス プログラムは、ラルフ ローレンに影響を与えてきたコミュニティからのインスピレーションをコラボレーションのレベルへシフトさせるという、より広範な取り組みの一環です。7世代目のディネ(ナバホ族)のテキスタイルアーティストでありデザイナーのグラシズとの協働は、今後さらに増えていくであろうコラボレーションの第一弾となるものです。

ラルフ ローレンのデザイン理念は、長い間、アメリカという織物を織りなす土地、文化、芸術性にインスパイアされてきました。アメリカン エクスペリエンスを描き出すうえで必要なのは何であり、誰であるのかを再検討するという課題に取り組むラルフ ローレンは、多様なストーリーを増幅させ、インスピレーションの源を深掘りし、最終的にはデザインのインスピレーションの源となるコミュニティ内でクリエイティブなパートナーシップを作り上げるための旅に出ました。2020年、ラルフ ローレンはそのカレッジ感覚を拡大し、歴史的黒人大学(HBCU)が誇るプレステージと服装の伝統を取り入れることに着手し、モアハウス カレッジとスペルマン カレッジとの初のHBCUコラボレーションを実現しました。同様に、アメリカの芸術と文化的アイデンティティの重要な一部である伝統工芸を守り続ける先住民族のアルチザンたちとのコラボレーションの道を探ってきました。

ラルフ ローレン コーポレーションのエグゼクティブ チェアマン兼チーフ クリエイティブ オフィサーであるラルフ・ローレンは、次のように述べています。「伝統と遺産は、私が愛するものすべての中心にあります。それらは美と調和をともに包み込むものであり、自然で個人的で世代を超えて伝えられていくものでもあります。伝統工芸の最もオーセンティックな表現に命を吹き込むということは、何世紀にもわたって、時代を超えたこれらの伝統を創造し、支えてきた人々と協力し、彼らのストーリーを世界全体で共有することを意味しています。それが私たちの未来に待ち受けるチャンスであり、当社のレガシーの大切な一部となるでしょう。」

ポロ ラルフ ローレン × ナイオミ・グラシズ コレクションは、2024年を通じて3つのシーズナルリミテッドカプセルをリリースするもので、時代を超えたナバホの伝統の芸術性をナイオミ・グラシズの眼というレンズを通して称えます。第一弾のカプセル(Drop1)には、メンズ、ウィメンズ、ユニセックスのアパレルとアクセサリーが含まれ、グラシズ一家が住むディネタ(ナバホ自治州)の地にインスパイアされた色使いになっています。注目すべきアイテムは、ラルフ ローレンのスタイルを再解釈したランチコートやシケットジャケット、そして染色していないウールの自然な色で作られたジャカード織りのブランケットコートやラップスです。ナバホの伝統的なシンボルであるスパイダーウーマンや四方向のクロス、ドラゴンフライや楔織りのモチーフを現代的にアレンジしたものがコレクション全体に取り入れられ、ナバホ文化全体に共有されている伝統と革新性、創造性を反映しています。また、美しく細工されたニットベルベットのトップス、時代を超越したレイヤリングアイテム、そしてアイコニックなポロシャツベースボールキャップのようなクラシックラルフ ローレンのシルエットの品揃えも特徴的で、グラシズの個性的スタイルをいっそう引き立てています。

ナイオミ・グラシズは次のように述べています。「ナバホ族の織物は、私の一族が7世代にわたって受け継いできた工芸品であり、こうした伝統を新しい方法で守っていくことは、アーティストとしての私に大きなインスピレーションを与えてくれました。今、私の目を通して眺め、服として命を吹き込まれた、そうした工芸を世界中の人々と分かち合うことができるなんて、夢のようです。このコレクションが実現したのは、コラボレーションの力とラルフ ローレンのユニークなプログラムによるものであり、ナバホ族の伝統的な織物を新しい世代に伝えることができるというのは、何よりすばらしいことです。」

このストーリーは、ライアン・レッドコーン(オセージ族)とダリン・セルズ(ディネ/ナバホ族)が撮影し、ロニー・ベゲイ(ディネ/ナバホ族)が舞台裏をカメラに収めた力強いキャンペーンを通して、製品という枠を超えて命を吹き込まれます。ナバホ ネイションの印象的な風景を背景に、グラシズの家族、友人、コミュニティなど、先住民族を中心としたキャストとスタッフクルーが出演。キャンペーンに付随する形で、受賞歴のある映画製作者シャーディーン・トメ(ディネ/ナバホ族)が監督した、聖歌(アンセム)のようなショートフィルムには、グラシズ一家の暮らしぶり、彼女のナバホ族の織物の伝統との出会いやインスピレーションの源、コレクションの制作風景などが詳細に描かれています。さまざまな職業分野と部族関係のメンバーが参加するラルフ ローレンの社外組織であるネイティブ先住民諮問委員会は、先住民コミュニティの表現と参加に関するガイダンスと洞察を共有するという継続的な役割の一環として、キャンペーンのアイデア、アプローチ、制作についてラルフ ローレンにアドバイスをしています。

このショートフィルムは12月5日にYouTubeとラルフ ローレンの一部のソーシャルチャンネルで公開されます。このコレクションの3つのアソートのうち第一段のDrop1は、RalphLauren.com、Ralph Lauren App、Tmall、および一部のグローバルストアで数量限定にて現在販売中です。コレクションの第二弾と第三弾は、それぞれ2024年春と秋に発売される予定です。

ターコイズとシルバーの熱心なコレクターであるグラシズは、ナバホ ネイション、ホピ プエブロ、サン フェリペ プエブロ、ズニ プエブロの6つのアルチザン一家が手がけるシルバーとターコイズのハンドメイドジュエリーのユニークなセレクションを監修。キャンペーンを通してそれらを紹介し、RL Magazineでも取り上げました。この監修による特別なアイテムは、オンラインと一部のフラッグシップストアで購入できます。

ネイティブおよび先住民コミュニティとの関わりを深めるというラルフ ローレンの取り組みの一環として、ポロ ラルフ ローレン ×ナイオミ・グラシズ コレクションのDrop1の売上げの一部は、ナバホ族とホピ族の優れたスモールビジネスを育成することに焦点を当てたネイティブ主導の組織であるChange Labsに寄付されます。詳細は店頭とRalphLauren.comで確認できます。これはラルフ ローレンとラルフ ローレン コーポレート基金による継続的な取り組みにもとづくもので、アメリカン インディアン大学基金、クリエイティブ フューチャーズ コレクティブ、アメリカン インディアン美術大学、インディアンアーツ南西部協会、スミソニアン国立アメリカ・インディアン博物館などの組織への支援を通じて、文化遺産を保護するとともに、ネイティブ アメリカン コミュニティに対し教育やキャリアにアクセスするチャンスを提供します。

ラルフ ローレン コーポレーションについて

ラルフ ローレン コーポレーション(ニューヨーク証券取引所:RL)は、プレミアムライフスタイル製品の デザイン、マーケティング、販売における世界屈指のリーディングカンパニーです。アパレル、フットウェア& アクセサリー、ホーム、フレグランス、ホスピタリティの5つのカテゴリーで製品を展開し50年以上にわたって、本物志向と時代を超えたスタイルを通じて、より良い生活の夢の実現を鼓舞することを目指してきました。 その評判と際立ったイメージは、製品数、ブランド、流通、国際市場の拡大の中で一貫して培われてきました。 当社のブランド名には、ラルフ ローレン、ラルフ ローレン コレクション、ラルフ ローレン パープル レーベル、ポロ ラルフ ローレン、ダブルRL、ローレン ラルフ ローレン、ポロ ラルフ ローレン チルドレンチャップスなどがあります。ラルフ ローレンは、世界で最も広く認知されているコンシューマー ブランドファミリーの1つです。詳しくはhttps://corporate.ralphlauren.comをご覧ください。

配信元企業:ラルフ ローレン 合同会社

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