株式会社ポプラ社は『働く君に伝えたい「お金」の教養』(ポプラ新書)を2023年12月6日に刊行します。本書は、ロングセラー『働く君に伝えたい「お金」の教養』(単行本・2016年刊)の情報を更新して新書化したものです。

書誌詳細>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201251.html

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マイホームと賃貸どちらがいいのか、どの保険を買うべきか、年金は得か損か、将来のためにいくら貯めておくべきかーーなどなど、お金の疑問や不安を持っている方は多いのではないでしょうか。

本書の著者である出口治明氏は、日本生命に長く勤めたのち、ライフネット生命を創業し、社長、会長を10年ほど務めました。現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長である出口氏は、「お金のプロ」なのです。

出口氏によると「お金の不安は貯めることへの執着から生まれる」とのこと。なぜ日本人の貯蓄率は高いのか。なぜ貯蓄は「正しいこと」になっているのか。そこには、第二次大戦後の日本政府の政策があるそうです。

そして出口氏は「貯めこもうという考えをまず捨てるべき」「お金は貯めるよりも使うほうが大切」と続けます。

このように、本書では、みなさんのお金の不安を解消すべく、社会人なら知っておくべき「お金の原理原則」を、「知る」「使う」「貯める」「殖やす」「稼ぐ」の5章にわけて、わかりやすく解説します。

  • 1. お金について「知る」:なぜ、お金には不安がつきまとうのか?

年金や国の借金など、みなさんが持っている漠然とした不安や疑問を、データ(数字)とファクト(事実)を見ながらとことんつぶしていきます。戦後の高度成長のころとは違う「いまの時代」は、本当に暗いのか? 世の中を見る目が変わり、人生が楽しくなるはずです。

  • 2. お金の「使い方」:幸福かどうかを決めるのは貯蓄額ではない

お金をむだなく楽しく使うには、どうしたらいいのか。本書の核ともなる原理原則「財産三分法」を説明します。

  • 3. お金の「貯め方」:不安は貯めることへの執着から生まれる

不安の矛先として向かいがちなのが、貯蓄。ほんとうに必要な貯蓄額について解説するとともに、みなさんにオススメしたい保険についても紹介します。

  • 4. お金の「殖やし方」:希望は長期投資から育まれる

ここでは、投資ーー「自分」への投資と「お金」の投資――についてお話しします。最近はリスキリングという言葉が注目されていますが、いかにいまみなさんが持っている「自分」という資産を大きくしていくか。またオススメの投資方法についても紹介します。

  • 5. お金の「稼ぎ方」:働き続けるからこそ自由になれる

「もっとも必要なのは、貯めることでも殖やすことでもなく、きちんと働いて稼ぐこと」という出口氏。これから人口が減っていく日本で楽しく生きていくための心構えと働く意味について考えていきます。

本書を読んだからといって、すぐに3億円儲かる、なんてオイシイ話は、残念ながらありません。でも「むだな不安から解放され、楽しくお金を使い、残し、殖やしていくことで、幸せな人生を送れるようになる」と出口氏は断言します。ぜひ本書で、お金のことで不安に思うことなく、楽しく生きていくヒントを得ていただけたらと思います。

  • 〈目次〉 *一部抜粋

    第1章 「知る」編

    ・国が経済成長するのは「普通」なのか

    ・お金の不安はじつは「思い込み」

    ・払った額の2倍もらえる年金は、損か

    ・リッチな高齢者に助けてもらえるのが消費税

    第2章 「使う」編

    ・知っておくべきセオリーは「財産三分法」だけ

    ・お金を「貯める」よりも「使う」ほうが大切

    ・出口流・楽しくお金を使うためのルール

    ・マイホーム神話にだまされない

    第3章 「貯める」編

    ・毎月確実にお金が入ってくるほうが大切

    ・保険の大原則は「掛け捨て」

    ・医療保険は必要なのか

    ・親の介護費用はいくら用意しておけばいいのか

    第4章 「殖やす」編

    ・投資はある程度コントロールできる

    ・「自分の好きなこと」に投資する

    ・知らないと損をする「ドル・コスト平均法」

    第5章 「稼ぐ」編

    ・給与にはどれくらいこだわるべきか

    ・一生働いて「フロー」を止めない生き方

    ・お金を稼ぐ意味とは?

  • 〈著者・出口治明さんからのメッセージ〉

     これまでの経験で僕が体得し、本書でお伝えしたいのが「お金の原理原則」です。これは、ただ貯蓄の目安や方法を教えたり、投資すべき銘柄をお伝えしたりするだけの、小手先のノウハウとは違います。いわば一生モノ運転免許証のようなものです。

     年収200万円であろうと、500万円であろうと、また1000万円になろうと、考え方を変える必要はありません。30歳であろうと、60歳であろうと同じです。

     僕がお伝えしたいのは、どんな収入でも立場でも変わることのない、不変の「お金の原理原則」なのです。(はじめにより抜粋・編集)

〈著者プロフィール〉

出口治明(でぐち・はるあき)

立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命保険株式会社創業者。1948年三重県生まれ。。著書に『働く君に伝えたい「考える」の始め方』『哲学と宗教全史』『一気読み世界史』など多数ある。

『働く君に伝えたい「お金」の教養』

著者:出口治明

定価:1012円(税込)

発売:12月6日

書誌詳細>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201251.html

Amazon>>https://amzn.to/3uxDJlg

配信元企業:株式会社ポプラ社

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