市原市市制施行60 周年記念事業として募集した、いちはら梨オリジナル品種「市原7 号」の愛称が、市内中学校に通う小野寺舞さんの考案した「碧月(あおづき)」に決定しました。

1 愛称の由来

市原市内の小・中学校の児童・生徒からご応募いただいた計2,190件の中から選ばれた「碧月(あおづき)」について、考案者の小野寺さんに由来を聞いたところ、「あおみどり」の意味がある「碧」の字と、大玉の梨から連想された丸い「月」の字の組み合わせが、市原7号にぴったりと考えたとのことでした。仲良し3 人組で一緒に考案したとのことで、良い思い出になったと語ってくれました。

2 「碧月」の特徴

9月中旬に収穫できる青梨で、大玉かつ豊産の品種。甘みと酸味のバランスがよい濃厚な味わいが特徴で、青りんごを食べているような新感覚の梨です。

生産の指定地域を市原市に限定しているため、市内でのみ生産が可能な、オンリーワンの品種です。

3 育成の経緯

直売をメインに、「幸水」などの旬が過ぎたころ、お彼岸の需要にも対応できる品種を開発しようと、平成19年に育成を開始しました。「菊水」という梨を親品種とし、当市農業センターの職員が15年の歳月をかけて育成・選抜したもので、生産者の農場での現地試験を経て、令和4年2月に「市原7号」の品種登録出願を行い、同年6月20日に出願公表されました。

【参考】愛称募集の概要

⑴募集期間:令和5年7月3日7月31日

⑵募集対象:市内小中学校の全児童・生徒 およそ18,800 名

⑶選考:市原7 号にちなんで、最優秀賞1 点 愛称1 点 、優秀賞6 点の計7 点を選出

https://prtimes.jp/a/?f=d127749-13-869bc564f578a7d34414cf291cba06b6.pdf

配信元企業:市原市役所

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