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6日(水)17時47分~48分頃は、西日本や東日本を中心に、国際宇宙ステーション(ISS) /「きぼう」を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

国際宇宙ステーション「きぼう」が見える条件

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国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。
①晴れていること
②自分の上空をISSが通過すること
③自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。

「国際宇宙ステーション(ISS)きぼう」を見るコツ

トップの図は、きょう6日(水)の「国際宇宙ステーション(ISS)きぼう」が見え始める時刻と、最大仰角(最接近)時の方角です。17時47分頃から観察のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。

通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、なるべく視野を広くして探すことがコツです。明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

各地の天気

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6日(水)17時47分~48分頃は、関東と東北の南部や日本海側はおおむね晴れて、観察できる所が多いでしょう。
東海や西日本は徐々に雲が多くなりますが、雲の隙間から見られるチャンスありです。
北海道や青森~岩手の太平洋側、沖縄は曇りや雨で、観察にはあいにくの天気となりそうです。

今夜「国際宇宙ステーション(ISS) きぼう」を見つけるチャンス 時刻や天気は?