女優の生田絵梨花が6日、都内で行われた映画『ウィッシュ』来日スペシャルイベントにクリス・バック監督、ファウン・ヴィーラスンソーン監督、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコ、フアンパブロ・レイジェス・ランカスタージョーンズと共に出席。生田がオーケストラによる生演奏に合わせて劇中歌を生歌唱し、監督たちが絶賛の言葉を送った。

【写真】幻想的な雰囲気の中、圧倒的な生歌唱を披露した生田絵梨花

 本作は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成とも言うべき作品。心からの強い願いこそ、すべての魔法の始まり―。どんな願いもかなう魔法の王国の隠され続けてきた真実をたったひとり知ってしまった新・ディズニー・ヒロイン“アーシャ”。願いの力を信じ続けた彼女に起こった奇跡とは―? 生田はアーシャ役の日本版声優を務める。

 生田はフレンズ・オブ・ディズニーオーケストラによる生演奏と星を表現した光の演出の中で劇中歌「ウィッシュ~この願い~」を生歌唱。歌唱の前に生田は「今日は監督、プロデューサーのみなさまと並んでこうやってお話させていただくことになって、すごく緊張しているのですが特別な空間で過ごせる特別なひとときだと思うので、みなさんと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています」とあいさつした。

 生田は生演奏に合わせて伸びやかな歌声を堂々と披露。クリス監督は「圧倒されました。月に行ったぐらいすごい経験でした」と感想を口にし、日本語で「美しい!」と絶賛。ファウン監督も「見事にアーシャを表現してくださったと思います。非常に誠実な彼女、彼女の決意の強さ、それがいかに喜びに変わるのか。すべてを見せていただきました」と言葉を送り、日本語で「すごい!」と称えた。

 生田は「ここに来る前に監督とお話させていただいて。『今までディズニー作品のヒロインや登場人物は自分のために星に願うことはあったけれど、アーシャは人のために願うことができる女の子だ』という話に改めて感銘を受けました」としみじみ。「今日歌うときも、自分が歌っているけど、聞いてくれている人に願いを捧げるように歌えたらいいなと思いながら歌っていました」とほほ笑んだ。

 映画『ウィッシュ』は、12月15日より全国公開。

生田絵梨花、映画『ウィッシュ』来日スペシャルイベントに登場  クランクイン!