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日本の連休の中では最も長いもののひとつが年末年始。とくに、カレンダーと有給休暇などの組み合わせによっては、さらに長く休める人もいるだろう。

 
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■最大で11連休に

12月29日が仕事納めの企業では、29日の業務は形式的な年末の挨拶程度で28日を年内の最終出勤日にするところもある。

その場合、年明けの1月4日・5日を有給休暇にすると、1月8日が「成人の日」で祝日のため、今年の年末年始は最大で11連休にすることも可能だ。世間一般では、どのように過ごす人が多いのだろうか。

 

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■年末年始休みを伸ばす人は2割

Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「年末年始の勤務」について調査したところ、「11連休にする」と答えた人は11.2%。「4日・5日のどちらかは休む」が13.4%だった。

年末年始休みを伸ばす人は、それほど多くないようだ。最も多かった答えは「暦通りに勤務する」で38.0%。なお、今回の調査では、「業務が暦通りでないので関係ない」という人も37.4%含まれている。

新年勤務

 

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■男性のほうが多い

今回の調査結果を男女別に検証してみると、11連休派も4・5日のどちらかを休む人も、女性より男性のほうが多い。女性は、40.2%が「業務が暦通りでない」と答えており、非正規雇用やフリーランスの割合が高いためかもしれない。

新年勤務

 

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■執筆者プロフィール

タカハシマコトニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社

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