マンチェスター・シティは6日、プレミアリーグ第15節でアストン・ビラとのアウェイ戦に臨み、0-1で完敗した。

3日前に行われた前節トッテナム戦を3-3の引き分けに持ち込まれ、3試合連続ドローの3位シティ(勝ち点30)は、トッテナム戦のスタメンから2選手を変更。ロドリとグリーリッシュが累積で出場停止、ドクが負傷欠場となった。

ホーム13連勝中の4位アストン・ビラ(勝ち点29)に対し、シティはハーランドを最前線に、2列目に右からベルナルド・シウバアルバレス、フォーデンと並べる[4-2-3-1]でスタート。

立ち上がりから攻勢をかけてきたアストン・ビラをGKエデルソンのセーブで凌いだシティは、11分に決定機。ハーランドが立て続けにボックス内から枠内シュートに持ち込んだが、GKマルティネスの好守に阻まれた。

その後も主導権を握り切れないシティは22分にベイリーのミドルシュートで牽制されると、ハーフタイムにかけても守勢に周り、45分にはディーニュの左クロスからドグラス・ルイスにヘディングシュートを決められるも、その前にゴールラインをわずかにボールが割っていて助かった。

アストン・ビラが躍動した前半を終えて迎えた後半、シティはボールを落ち着かせようとする入りとしたが、徐々に前半同様アストン・ビラの圧力を受ける展開に。

64分には大ピンチを迎えたが、マッギンのボックス内からのシュートはわずかに枠を外れて助かった。しかし74分に押し切られる。右サイド低い位置からベイリーに持ち上がられ、ボックス手前から右足ミドルを叩き込まれた。

その後もドグラス・ルイスに好機を許したシティは終盤にかけても反撃できずに完敗。

シティを圧倒したアストン・ビラは92年ぶりクラブタイ記録となるホーム14連勝を飾り、エメリ監督にとってはグアルディオラ監督率いるチームに対して待望の初勝利となった。