東京都教育委員会は6日、電車内で下半身を露出した中学教諭(35)など、計4人を懲戒免職処分にした。

性行為や盗撮

都内の中学校・男性主任教諭(39)は、今年6月に勤務校で、同校女子生徒にキスするなどの性行為を行った。

また、中学校の男性主任教諭(33)は、昨年の6月24日に勤務校で、スマホを女子生徒のスカート内に差し向け、下着などを動画撮影した。

下半身露出、保護者と性行為

東京都北区立飛鳥中学校の谷口亘教諭(35)は、今年6月7日に電車内で、着衣などを下げて立った状態でTシャツをまくり上げ、下半身を露出。

さらに、32歳の男性中学教諭は、昨年の8月24日にホテルで、生徒の保護者と性行為を行った。

これら計4人の教諭は、昨日6日付けで懲戒免職。

なお、都教委は4人中3人の学校名と氏名を公表していない。

その理由については「生徒の人権に配慮したため」としている。

今年の懲戒免職20人

先月には多摩地域の中学校男性教諭(34)が、勤務校で勤務時間中に、同僚女性教諭(33)とわいせつな行為をしたため、二人とも6カ月間の減給処分に。

また今年になって、懲戒免職処分を受けた東京都教職員は計20人で、うち7人が児童・生徒に対する性暴力。

明らかに異常事態だが、これが「リアルな教育現場」の姿でもある。

中学女子生徒にキス、下着盗撮、下半身露出、保護者と性行為 東京都が教師4人を懲戒免職 先月は勤務中に教師同士のわいせつ行為も…