草彅剛

放送中のNHK連続テレビ小説ブギウギ』が回を重ねるに連れて、注目度を増している。作曲家役を演じる草彅剛の演技も好評だ。

かねてから、巧みな演技力を評価されていた草彅だが、今作では「才能」を発揮していて…。

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■「笑う鬼」役が好評

ブギウギ』は、大ヒット曲『東京ブギウギ』で知られる歌手・笠置シヅ子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。小さな銭湯の看板娘だったヒロインが様々な困難を乗り越えながら、勇気と希望を与えるスター歌手になっていく様子を描いている。

歌手を目指すヒロインを趣里が演じ、草彅は彼女の才能に惚れ込み、様々な楽曲を提供する作曲家役。草彅が趣里のレッスンをするシーンでは、笑みを浮かべながら歌の出だしを500回以上やり直させるストイックな指導をし、「笑う鬼」と称される。

 

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■撮影現場では趣里をサポート

作中では、趣里に対して妥協を許さない態度で接する草彅。だが、撮影現場では彼女を優しくサポートしている。

あるテレビ局関係者は、「当初、趣里さんは朝ドラヒロインを務めるとあって緊張していました。草彅さんはそんな彼女に冗談を言ったり、カットがかかると『今の表情最高だった』『バッチリだよ』と優しく声をかけているそうです。趣里さんもリラックスして臨めているみたいですよ」と話す。

撮影を通して、良きコンビになっていることが窺える。

 

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■“猟奇的”な姿に周囲も驚き

作曲家役のため、草彅がピアノを弾くシーンも多い。ネット上では、演奏する際の彼の表情にも注目が集まっている。

前出のテレビ局関係者は、草彅のピアノに向き合う姿勢についてこう評する。

「2008年の日曜劇場『猟奇的な彼女』(TBS系)でピアノを演奏するシーンがあったため、ピアノを買って練習していました。また、プロのピアノ奏者が演奏する様子を見て、所作を勉強したそうです。草彅さん本人は『もう全然弾けない』と謙遜していますが、ピアノに向かう表情や指の使い方は、あのドラマでの経験を生かしているのは間違いありません。現場でも、彼がピアノを弾く姿を見て、驚く人も多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

10年以上経ったが、“猟奇的”な才能は健在のようだ。

 

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■来年以降、俳優業のオファー増加か

草彅は今年1月クールのドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)で主演を務め、今回の朝ドラに出演するなど、23年は俳優業が好調だった。来年以降、さらに波に乗りそうで…。

「昔から役作りに時間をかけて現場に入るので、ミスをほとんどしません。そうした演技力はもちろん、他の出演者やスタッフに対していつも笑顔で接しているので、現場での評判も良好です。改めて、俳優としての草彅さんを評価する声が出ているので、彼を起用したいテレビ局は増えるでしょう」(前出・テレビ局関係者)。

スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)を退所して6年──。これからも、草彅の“オリジナルスマイル”はたくさんの人を魅了するに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。

草彅剛、『ブギウギ』で見せた“猟奇的”な才能 現場での行動に関係者も驚き…