NEXCO西日本大阪市北区、代表取締役社長:前川 秀和)は、冬の高速道路の安全・安心を確保するため、「人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避すること」という基本方針のもと、今冬期においても凍結防止剤散布作業や除雪作業等、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて各種対策に取り組み、大雪時の雪氷対策の強化を図ってまいります。
 また、令和5年1月に名神・新名神で発生した大雪による大規模な車両滞留事象の課題を踏まえ関係機関と連携し、対応を実施してまいります。

 気象予測情報により大雪が予測される場合は、立ち往生車や滞留車が発生する前に躊躇なく通行止めを行うことを想定し、以下のオペレーションを基本とし実施します。

 お出かけ前には最新の交通状況や天気予報をご確認いただきますようお願いします。


 お客さまご自身の命を守るためにも、「大雪に関する緊急発表」や「大雪警報」等が出されるような大雪への警戒が特に必要な場合には、不要不急の外出をお控えいただくとともに、広域的なう回、出発時間の変更などをお願いします。

  • 1.令和5年1月に発生した名神・新名神における大規模渋滞・滞留事象を踏まえた対応

 令和5年1月24日(火)から26日(木)にかけての大雪の影響によりE1A 新名神高速道路新名神)で大規模な滞留車両が発生し、長時間にわたる通行止めなど社会的に大きな影響を与え、お客さまに大変ご迷惑をお掛けいたしました。
 当時、渋滞による滞留が一時的と判断し、通行止めルールの徹底が図られていなかったこと、また、関係機関との情報共有が不十分であったことから、通行止めのタイミングが遅れたこと等の課題と原因を踏まえ、関係機関と具体的な対応策について調整してまいります。
 なお、具体的な対応策については、関係機関による合同記者発表を12月上旬に予定しています。

  • 2.山陽道(播磨JCT~赤穂IC)通行止め継続中のオペレーション

 E2山陽自動車道 尼子山トンネル内の火災事故による播磨JCT~赤穂IC(下り線)の通行止めが継続中であり、E2A中国自動車道への広域う回路をお願いしています。大雪に伴い中国道通行止めとなった場合には、膨大な車両が国道2号に流入することが見込まれ、大規模な交通障害が発生することが懸念されるため、大雪への対策強化を実施してまいります

・雪氷対策の強化≪広域う回路(=中国道)交通の最大限の確保を目指す≫
 ・中国道の除雪・薬剤散布の作業ローテ間隔を1/2に強化(増車支援)
 ・その上でもスタック等が発生した場合に備え、レッカー車の配備
 ・中国道の円滑な交通確保に向け、冬用タイヤチェック体制の強化

  • 3.ホームページ等で通行止めに関する広報を行います

 大雪が予測される場合には、ホームページ等において、降積雪の影響を受ける地方や路線などをお客さまへの注意喚起として情報を発信するとともに、最新の交通情報を案内します。
 また、気象庁から「大雪に関する緊急発表」が発表された場合には、上記と同様にホームページ等にて記者発表や通行止めの可能性のある区間などをお知らせするとともに、不要不急の外出をお控えいただくこと等について情報を発信してまいります。

・大雪予想時におけるホームページ広報のイメージ

・管理限界を超える大雪が予測された場合の広報イメージ
  「大雪に関する緊急発表」が出された場合や管理基準値を超過する予測がある場合には、早期通行止めの可能

  性に関する情報発信を行います。

通行止めの可能性MAP

・お出かけ前にご活用いただきたい道路交通情報
(1)アイハイウェイ 

  ▶https://ihighway.jp/pcsite/

・アイハイウェイ画面上に注目すべき情報等を掲載

・アイハイウェイX(旧Twitter)により、通行止めなどの交通状況や作業状況等をお知らせします

≪公式≫
iHighway 交通情報(関西) @iHighwayKansai

 ▶https://twitter.com/iHighwayKansai
iHighway 交通情報(中国) @iHighwayChugoku

 ▶https://twitter.com/iHighwayChugoku
iHighway 交通情報(四国) @iHighwayShikoku

 ▶https://twitter.com/iHighwayShikoku
iHighway 交通情報(九州沖縄) @iHighwayKyushu

 ▶https://twitter.com/iHighwayKyushu

(2)高速道路影響情報サイト  ▶https://ex-ssw.com/
  高速道路各社のホームページで掲載している [重要なお知らせ] を確認することができます。

  • 4.冬の高速道路の安全・安心を確保するためのテレビCM・ラジオCMによる広報を行います

比較的温暖な西日本エリアにおいても、例年降雪・積雪があります。冬の高速道路の安全走行の啓発を行います。
また、大雪が予測されている場合など、お客さまに車での不要不急の外出をお願いする際は、緊急のお知らせCMによる広報を行います。

お出かけ前には最新の交通情報を確認してください。
  アイハイウェイ  ▶https://ihighway.jp/pcsite/
   冬の高速道路を安全に走行して頂けるよう、雪道の交通情報や現在の天気・路面状況、降雪予測等の情報を

  提供しています。
  高速道路影響情報サイト ▶https://ex-ssw.com/
   高速道路3会社の各ホームページで掲載している「重要なお知らせ」を確認することができます。
  日本道路交通情報センターJARTIChttps://www.jartic.or.jp/
   一般道を含めた道路交通情報を確認することができます。

・冬の高速道路は、冬用タイヤで走りましょう。
  冬の高速道路では頻繁に気象が変化しますので、冬用タイヤを装着してください。併せてタイヤの溝の減り具

 合など、タイヤのコンディションもしっかり確認してください。
・タイヤチェーンは常に用意しましょう。
  冬の高速道路では突然の大雪になることがあります。いざという時のために、チェーンを携行してください。

 特に大型車につきましては、過去の雪道での立往生の実績を踏まえ、必ずチェーンを携行してください。また、

 あわせてチェーンの付け方も事前に確認してください。
・荷主企業および運送事業者の皆さまへのお願い。
  大雪の影響に伴う広範囲の通行止めが予測される際には、気象予測等をご確認いただき、広域う回の実施や通

 行ルートの見直し、運送日の調整などのご協力をお願いします。

・雪道の走行では、『急ハンドル』、『急加速』、『急ブレーキ』は厳禁です。速度は控えめに、車間距離は通常

 時より多めにとりましょう。
インターチェンジ入口や本線等に設置された情報板及びハイウェイラジオにより気象状況等をお知らせしており

 ます。目的地までの情報に注意して走行してください。
・お客さまの安全走行を確保するために凍結防止剤散布作業や除雪作業を行っていますので、雪氷対策作業車との

 車間距離を十分にとり、後ろをゆっくりと走行してください。


 冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着のお願いなど、ご迷惑をお掛けしますが、更なる各種取組み・検討を進め、冬の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。
 今後とも皆さまのご理解・ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

配信元企業:西日本高速道路株式会社

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