日向坂46齊藤京子が主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第8話が12月9日(土)に放送される。

【写真】那須川(吉沢悠)に冷たい視線を送るハルキ(櫻井海音)

■「泥濘の食卓」とは

同ドラマは、2016年に漫画「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞を受賞した漫画家・伊奈子による「泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)」が原作。

不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。

■吉沢悠・原菜乃華ら、登場人物の役柄を詳しく紹介

齊藤が演じる捻木深愛(ねじき・みあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らし。抑圧の強い母親のもと、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い、という役どころだ。また、齊藤演じる深愛が働くスーパーの店長・那須川夏生を吉沢悠が、那須川の妻・那須川ふみこを戸田菜穂が演じる。

さらに、那須川のひとり息子で、進学校に通う高校生・那須川ハルキを櫻井海音が演じる他、ハルキの幼なじみで、ハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華、深愛の母・捻木美幸を筒井真理子が演じる。

■櫻井海音“ハルキ”、齊藤京子“深愛”に父と別れるよう告げる…第8話のあらすじ

深愛(齊藤)から母・美幸(筒井)を幸せにしたいという強い思いを聞いたハルキ(櫻井)は、深愛へのより一層の思いが溢れ、父・那須川(吉沢)と別れて欲しいと告げる。

帰宅後、ハルキは那須川に不倫していることを詰め寄ると、那須川は開き直るうえに、ハルキを見下すように笑って深愛のことが好きなのか聞いてくる。ハルキは、そんな那須川に何も言い返せない自分に悔しさが込み上げる。

一方、美幸が不在にする中、深愛のもとへ叔母のあかり(ヒコロヒー)が訪ねてくる。深愛が幼い頃に家を出て以来、深愛のことをずっと気にかけてきたあかりに、彼氏がいることを打ち明けた深愛は、一緒に喜んでくれることにうれしさを感じる。さらに、深愛が美幸のことを案じていると、あかりからある言葉をかけられ、深愛の胸に強く響く。

そして、美容師あかりにメイクや髪の毛のセットをしてもらった深愛は、うれしさにドキドキしながら那須川に会うが、那須川はそれに気づきもせず、スーパーの従業員たちに不倫がバレてしまったかもしれないと動揺するばかり。まるで那須川は暗に深愛から別れを切り出すことを待っているようだった。

そんな中、那須川に、ハルキが家に帰ってこないと取り乱したふみこ(戸田)から連絡が入る。

■ヒコロヒー“あかり”「お母さんのためじゃない。自分のために生きるの」

公式ホームページの予告動画は、深愛が「結婚を考えている人がいて」と照れながら話すシーンからスタート。一方、ハルキが深愛の手を取り、「親父と別れて」と寂しそうな声で告げる場面も。

また、ハルキが父・那須川に「あの人を利用すんな」と怒りをあらわにすると、那須川は「好きだろ?深愛ちゃんが」と言い返す姿や、あかりが深愛に「お母さんのためじゃない。自分のために生きるの」と語る姿も映し出される。

さらに、「気持ち良く捨てられるのに」と豹変した様子の那須川や、家の中を荒らすふみこの姿が見られる他、「誰?」と強く叫ぶ美幸の姿も登場する。

「泥濘の食卓」第8話より/(C)テレビ朝日