音声、動画、テキストによるコミュニケーションサービスをグローバルに提供する Discord(本社:米国、サンフランシスコ、CEO:Jason Citron)はオンライン上のCSAM(児童の性的虐待コンテンツ)や暴力的過激主義コンテンツを検知・防止するためにグローバルなパートナーシップを拡大し続けています。

2023年11月21日に、Discordは英国インターネット監視財団(以下IWF)と協力し、虐待者や略奪者にとって「敵対的」な態勢をとり、児童の性的虐待コンテンツの拡散を防ぐ取り組みを強化しました。IWFは、オンライン上の児童の性的虐待コンテンツの拡散に対抗する英国の最前線の財団であり、そのメンバーに加わることで、IWFの世界をリードするサービスを導入し、Discordの安全を守ることができます。このサービスには、IWFのURLリストとキーワードリスト、非写真URLリストとハッシュリストが含まれます。Discordはまた、IWFの「信頼できる旗振り役」のグループに加わることになり、新たに発見した児童の性的虐待の疑いのある画像をIWFのホットラインに直接送信し、迅速な評価を受けることができるようになります。これはDiscord上で共有される違法な画像からユーザーを保護するためのDiscordによる継続的な取り組みを補強することに繋がります。

Discordのトラスト&セーフティ担当のバイスプレジデントであるジョン・レッドグレイブ氏は、次のように述べています。

「児童を傷つけるコンテンツは、Discord上にも、もちろん社会においても容認できるものではありません。私たちは、私たちのプラットフォームをユーザーにとって安全な空間とし、危害を防止するために絶え間ない努力を続けています。

そして、私たちは、英国インターネット監視財団のような専門家やパートナーとの緊密な協力も含め、プラットフォーム上でユーザーの安全を守るための新しく改善された安全策を継続的に模索することを約束します。安全性は私たちにとって最も重要な取り組むべき項目のひとつであり、オンライン上の児童の性的虐待を撲滅し、すべての人にとってより安全なインターネット環境を実現するために、IWFと協力できることに感謝しています。」

また、11月初め、Discordは他の3つのテック企業、OpenAI、Anthropic、Vimeoとともにクライストチャーチ・コール宣言に正式に加盟することとなりました。これは、Discordのプラットフォームからヘイトをなくすための新しいツール、トレーニング、パートナーシップに継続的に投資する努力の一環です。クライストチャーチ・コール宣言は、130を超える政府、オンライン・サービス・プロバイダー、市民団体が、オンライン上のテロリストや暴力的で過激なコンテンツを排除するために協力して行動するコミュニティです。

レッドグレイブ氏は今回のの加盟について以下のように述べています。「Discordにヘイトと暴力は存在してはいけません。私たちのプラットフォームをユーザーにとって安全な空間にし、社会における危害を防ぐために、私たちは絶え間なく努力しています。パートナーシップと透明性の担保は、私たちが過激主義に対抗するための第一歩です。そのため、クライストチャーチ・コール宣言に加わることを光栄に思いますし、インターネットと世界をより安全な場所にするために、このグローバル・コミュニティと協力していくことを楽しみにしています。」

Discordが2023年第2四半期に発表した最新の透明性レポートによると、Discordは児童の安全が懸念されるサーバーを95%の精度で積極的に削除し、また児童への性的虐待が疑われる内容のサーバーを99%の精度で削除することに成功しています。

Discord とは

2015年に設立されたDiscordは、すべての人が居場所を見つけられるためのスペースを作ることを使命とする、音声通話、ビデオ通話、そしてテキストでも対応可能なコミュニケーションサービスです。1900 万のサーバーに 1 億 5000 万人以上の月間アクティブユーザーがいるDiscordは、ゲーム、部活、勉強会、アーティストやクリエイターなど、あらゆるタイプのフレンドやコミュニティが集まり、それぞれの興味を探求できるように支援します。またDiscordでは、Nitroと呼ばれるサブスクリプションのプレミアム版を提供しており、より高品質の配信や楽しいカスタマイズなどの特典をユーザーに提供しています。

配信元企業:Discord Inc.

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