計算科学および人工知能(AI)の分野で世界をリードするアルテアエンジニアリング株式会社(日本本社: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階、代表取締役社長: 加園 栄一、本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、Nasdaq:ALTR、以下:アルテア)は、2023年11月28日より強力かつ使いやすくなったデータ分析およびAIプラットフォームAltair(R) RapidMiner(R)の最新版のリリースを発表しました。

 AIを組み込んだAltair RapidMinerは、生成AI機能によりワークフロー設計を簡素化し、独自のデータでChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)を構築できるようになりました。

例えば、独自の呼称、製品、アプリケーション、顧客情報に合わせてChatGPTを微調整(ファインチューニング)できます。また、Altair RapidMinerプラットフォームはChatGPTの新しいAPIを利用しているため、コードを記述することなくカスタマイズも可能です。

さらに、ワンクリックで30万あるHugging Faceモデルにアクセスし、何十億ものパラメータを持つモデルを微調整できます。また、LLMによって全体的な使い勝手も向上しました。ユーザーが必要なデータ変換を指示すると、RapidMinerが適切なワークフローを自動で作成します。

  • 拡張されたAutoMLとノーコード開発機能で、データサイエンスをすべての人に

 Altair RapidMinerの包括的なAutoMLツールセットは、予測モデリング、フィーチャーエンジニアリング、時系列予測、自動クラスタリングをサポートします。ウィザードベースの直感的な操作で、機械学習が初めてのユーザーでも本番環境ですぐ使えるモデルを構築できます。

また、AutoMLモデルのデプロイはワンクリックで可能です。AutoMLで学習した予測モデルをREST APIエンドポイントとして操作することを簡素化します。データアナリストや市民データサイエンティストのような専門家でないユーザーでも、Altair RapidMinerの設定済みのデプロイメント機能を使えば、機械学習モデルのデプロイと統合が数秒で完了します。

さらに、特許取得済みで説明可能な独自の決定木を構築するウィザードベースのツールを提供します。これにより、データサイエンスの専門知識を持たないユーザーでも、データ内の複雑な相互作用を可視化し、AIモデルがどのように出力を生成するかを理解できます。決定木を自動的に成長させたり、最適な分割を見つけたり、分割を削除したり、スコアリングのワークフローを保存したりできます。

 Altair RapidMinerには、高度な分析機能、高い生産性、短い開発・デプロイサイクルをサポートする完全な統合開発環境とローコードツールおよびノーコードツールを備えた、SAS言語の代替言語環境であるAltair SLC(TM)も含まれています。Altair SLCを使えば、ビジネスへの影響を最小限に抑えながら、これまで以上に容易に、最新かつ柔軟な分析プラットフォームへ移行できます。強化されたPython APIを使えば、Python開発環境内からSAS言語コードのテストや実行も可能です。

Altair(R) AI Cloud(TM)のPython開発者に新たな開発パラダイムをもたらすワークスペースは、インタラクティブなコーディングセッションで構成されています。開発者は標準的なIDEを使用して、一元的にプロビジョニングされたPython環境に基づき、本番環境で使用可能なPythonコードを開発できます。ユーザーはコードを実行するために、画像処理、大規模言語モデリング、同様の複雑なモデリングタスク用にGPUハードウェアを選択するなど、ニーズに合わせてコンピューティングリソースを簡単に指定し、スピンアップできます。

  • ヒストリカルデータとライブデータを可視化する新しい強力なツール

  Altair RapidMinerプラットフォームに含まれるデータ可視化およびストリーミングソリューションAltair(R) Panopticon(TM)は、新世代のデータ可視化パーツ、新しいレイアウトテンプレートツール、新しいスタイル設定を備え、効率的なユーザーインターフェイスダッシュボードの構築、公開、使用を直感的に行えます。この改善により、設計者はセットアップに費やす時間を減らし、より見やすく確認しやすいダッシュボードの構築と展開に集中できます。

また、大規模で複雑かつ変化の速いデータセットをより的確に分析し、外れ値や異常値を発見し、データに対する新たな洞察を迅速に得ることも可能です。Panopticonは、クラウドデータ、ファイルデータ、ビッグデータ、ストリーミングデータなどの様々なデータを、中間ストレージを使用せずにインメモリキャッシングを使用し、リアルタイムで表示します。Panopticonは、インメモリデータブレンドを提供し、異なるソースからのデータを組み合わせ、これまで以上に多くのデータポイントを可視化できます。データガバナンス機能により、同じダッシュボードにアクセスしながら、個別のデータコンテンツを利用できます。また、このツールから他のブラウザベースのシステムにシームレスに出入りも可能です。

  • 特許取得済みのデータ抽出と前処理への継続的な投資

 30年以上にわたりデータ抽出とデータ準備の分野で業界をリードしてきた実績あるAltair(R) Monarch(R)は、Azure Blobストレージ、Google Cloudストレージ、Oracle Cloudストレージ、Azure Active Directoryの直接読み取り/書き込みのサポートなど、パフォーマンスとセキュリティの向上を実現しています。PDFからExcelファイルへの高度なデータ変換機能や、勘定系システムおよび会計レポートの抽出機能によって、Monarchは市場をリードし続けています。

  • アルテアの最高技術責任者Sam Mahalingam氏のエンドースメント

 Altair RapidMinerのアップグレードは、プラットフォームの機能を新たなレベルに引き上げ、データ解析およびAI分野において包括的でエンドツーエンドの唯一無二の製品としての地位をさらに強固なものにします。Altair RapidMinerは、あらゆるスキルレベルやペルソナのユーザーが、ローコードやノーコードで、よりパワフルで操作性に優れた機能を利用できるようにすることで、さまざまな業界の組織のフリクション(摩擦)を減らし、デジタルトランスフォーメーションの旅を加速させる、画期的なエコシステムです。

 Altair RapidMinerの詳細については、https://altair.com/altair-rapidminerをご覧ください。

アルテアのデータ分析およびAI機能の詳細については、https://altair.com/data-analyticsもご参照ください。

  • 会社概要

アルテアについて(Nasdaq:ALTR)】

アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ解析、AIに関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学と人工知能(AI)の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細は、https://www.altairjp.co.jp/をご覧ください。

アルテアエンジニアリング株式会社】

設立 :1996年2月

代表取締役社長:加園 栄一

事業内容 :製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、

  人工知能(AI)に係わるソフトウェアおよびクラウドソリューョンの開発、

販売、サポートおよび受託サービス

東京オフィス東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階

配信元企業:アルテアエンジニアリング株式会社

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