真夏の強風日に起きたマウイ島での山火事
最も被害の大きかったラハイナの町は一晩で焼失しました。
被災した方々の惨状とともに、支援に立ち上がる人々の様子など数々の報道がなされて4ヶ月が経ちます。
マウイ島の受けた傷は深く胸痛ましい。
それでも観光で成り立つ島の日常は、人々を受け入れることで経済的な復興への道を歩まねばなりません。
ならば、マウイ島へと赴く私たちが変わらなければならない時。
計り知れないほどの悲しみを持つ被災した方々の気持ちに少しでも寄り添いながら、島の将来を慮って旅することができないだろうか?そんな風に思いながら、マウイを訪れてきました。
 今回私は、サウスウエストエアラインを初めて利用。
山火事直後、マウイヒュメインソサエティーが被災したペットたちを受け入れる為に、元気な動物をアメリカ本土に送る搬送ボランティアを請け負ったニュースを見たのがきっかけです。
オアフ島からマウイ島へは約30分ほどのフライト、お隣の島はとても近い。
 カフルイ空港到着後向かったのは北海岸にあるパイアの街。
サーファータウンとして知られ、オアフ島のハレイワにも少し似た雰囲気を持つゆるい空気感の街。
依然ほどの活気はないにしろ、地元住民に混じって観光客の姿もあり、街ゆく人々は思い思いにのんびりと過ごしている感じがほっこりとします。
 まずは街の中心部にあるヘルシーフードの「チョイスヘルスバー」に立ち寄って腹ごしらえ。
名物のアサイボウルは甘味料を一切使用していないから、酸っぱさが新鮮で口当たり爽やか。
本当にいくらでも食べられる。
実はここ、メインキッチンのあったラハイナ店が全焼しています。
そんな現実を知ることで、頑張って営業してくれてありがとう、と改めて記憶に刻みました。
 マウイ島はジョーズという大波が来ることでも知られていますが、パイアのお膝元にあるホオキパビーチではこの日まあまあなサイズの波が来ていて、サーファーもギャラリーもたくさん。
人々に混じって、ビーチにはウミガメもたくさん訪れています。
ロープで規制することなく、人々の善意によって見守られている様子がマウイ島らしくて素敵だな。
 翌朝は、土曜日。
コロナ以降大変な賑わいを見せているアップカントリーファーマーズマーケットへ。
島名産の新鮮野菜フルーツ、それを加工しているものはお土産にもなるし、7−11時までやっているのでブランチの調達にもいい。
出店して...

マウイ島へ