ジャンヌの裁き

2024年1月12日よる8時から放送スタートする玉木宏主演ドラマ『ジャンヌの裁き』(テレビ東京系)。桜井ユキ音尾琢真優香高岡早紀田中直樹ココリコ)の出演が決定した。

 

■痛快なエンタメ司法ドラマ

玉木が演じるのは、そこそこ人気の少女漫画家“さんぷう・みなみ”。本名は越前剛太郎。世間的には女性と思われているが、その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー。そんな剛太郎のもとに、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知書が届く。

突然の決定に仕事に追われる剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下されてしまう。

圧倒的「強者」である検察に、「弱者」である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマだ。

 

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■個性豊かなレギュラーキャスト解禁

審査補助員として剛太郎をサポートしていく生真面目な弁護士・近藤ふみ役に桜井、剛太郎の小学校の同級生である刑事・寿就一役に音尾が決定した。

さらに、離婚した剛太郎の元妻で、新聞記者・草壁佐和子役を優香が、検察審査会の一員で、ネイルサロンを経営する高飛車な女性・甲野美弥役を高岡が、裏で色々と画策し、検察という国家権力を私物化している東京地検特捜部⻑・桧山卯之助役を田中が演じる。

 

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■「自分の在り方を問うきっかけに」

レギュラー出演が決定した5人から、コメントが届いた。

桜井:2度目の共演となる玉木宏さんをはじめ、5年振りにご一緒させていただく⻄浦監督。はじめてご一緒させていただく方々もたくさんいらっしゃるので、とにかく楽しみがぎっしり詰まっています。

 

検察審査会という重要な役割を担う選ばれた11人と、私が演じさせていただくある想いを抱えた弁護士。みんなで試行錯誤しながら絶対権力に立ち向かっていく姿は、台本を読んでいてもとても勇気付けられるものがあります。

桜井:私達が普段生活していてニュースなどで目にする事件や犯罪の結末というのは、ほんの一部分の結果でしかないのかもしれません。そこには関わった人たちの様々な想いや思惑などが交錯していて、全てが正しく判断を下されたものではないかもしれません。「私には関係ない」ではなく自分の在り方を問うきっかけにもなるのではないのかなと思います。

 

なんだか難しそうなテーマだな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、玉木さん演じる剛太郎の恋愛漫画家「さんぷう・みなみ」としての成⻑、奮闘もとても見応えがあると思います!

 

一体どんな漫画を書かれるんでしょう…そんな見どころ満載のドラマになっていますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

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■「背中を押してもらえるドラマ」

音尾:今この瞬間にも真実がうやむやなまま苦しんでいる方がいるということを想像させてくれる脚本でした。日々多くのニュースを目にしておりますが、私自身、身近に事件が起きない限りは他人事としか思えない人の中の1人です。それでも、ここぞというときには勇気を出して誰かのために行動できるよう、背中を押してもらえるドラマだと思います。

 

別の作品でお世話になった⻄浦正記監督もおられるので、信頼して作品に身を委ねつつ、幼馴染の役柄として玉木さん演じる越前剛太郎を支えていきたいと思います。週末の放送を楽しみにしていただくことで、仕事や学校など日々の生活の活力となれるよう励みますので、どうぞよろしくお願いいたします。

優香 :はじめてのテレビ東京さんのドラマ出演なので、とても嬉しく思います。「検察審査会」という存在は聞いたことはありましたが、誰もが関わることになるかもしれない身近なことなのに、詳しいことは知りませんでした。11人の個性豊かな検察審査員が事件を解決して行くのが面白いですし、気持ちがいいです。

 

出演者のみなさんは穏やかな方が多いと思いますので、寒さに負けず、楽しく過ごせたらと思います。もし自分が検察審査員に選ばれたら。と考えながら、一緒になって楽しめるドラマでもあると思います。剛太郎と佐和子の元夫婦の関係性も素敵だなと思ってもらえたら。お楽しみください!

 

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■「人としての正しいあり方を教えてくれる」

高岡:近頃、玉木さんとご一緒させていただく機会が多いですが、今回はまた違う関係性の役柄なので、どんな雰囲気でいらっしゃるかとても楽しみです。11人の個性豊かな検察審査員。

 

年齢も幅広いので、たくさんの意見が飛び交う楽しい現場になるといいですね。どうぞ、ご自身も審査員になった気分でお楽しみいただけたらと思います。

田中:法のプロでない検察審査会によって事件の真相が明らかになっていく様がとても面白いです。そんなプロではないメンバーだからこそ忖度なく真正面から正しい判断を下せるのだと思います。

 

私が演じる桧山はそんな人間ではなさそうですが…。もしかしたら桧山には、事件がひっくり返ると困る様なことがあるのかもしれません。もしかして、検察の人間としては最低なのかもしれません。そんな桧山をしっかりと演じ、作品の一部になれるよう頑張りたいです。

 

人としての正しいあり方を教えてくれる作品だと思います。自分にとって得などなくても誰かの為に動ける人はやはり素晴らしいですね。私が演じる桧山はそうではなさそうですが…。

 

■ドラマあらすじ

少女漫画家さんぷう・みなみ。本名・越前剛太郎(玉木)。世間的には女性と思われているがじつは2人の子がいるシングルファーザーだ。忙しい日々を送る剛太郎はある日、検察審査員に任命された。

漫画の〆切が迫る剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下される。しかも編集者に「さっさと終わらせる」と説明しているのを弁護士の近藤ふみ(桜井)に聞かれ、「さっさと終わらせるようなものではありません」と叱責されてしまう。

集められた審査員11人は個性的な上、一様に早く終わらせたいという空気を放っている。さらに審議を進行する審査会⻑に選ばれてしまった剛太郎は、右も左もわからぬまま、みんなに急かされるように1つの事案を手に取った。

それは、ある男性に因縁をつけた泥酔状態の会社員が、殴り返された拍子に頭を強く打ち死亡するも不起訴となった事件。大半が「不起訴相当」とするが、やがて“さっさと終わらせる”わけにはいかない裏事情が浮かび上がる。

玉木宏主演ドラマ『ジャンヌの裁き』 桜井ユキ・音尾琢真ら個性豊かなレギュラーキャストが解禁