英王室に関する暴露本が発売されて以来、メーガン妃が初めて公の場に姿を見せた。メーガン妃はカジュアルな装いで足早に歩き、手首にはチャールズ国王から贈られたダイヤモンドブレスレットを着用していた。妃は国王に関するイベントの際にこのブレスレットを身に着けていたことから、今回も国王に対する何らかのメッセージであると考えられている。

現地時間11月28日に発売したオミッド・スコビー氏による暴露本『Endgame(原題)』のオランダ語版で、ヘンリー王子メーガン妃第1子アーチー君(当時)が誕生する前に肌の色を懸念した王室メンバーは、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃であると記載されていたことが明らかになった。これを受け、オランダの出版社は急遽同著を書店から撤去し、発売を一旦中止する事態となった

しかし同著が発売されて以来、ヘンリー王子とメーガン妃は公の場に姿を現わしておらず、コメントなども一切発表していない。

そして現地時間4日には、メーガン妃が米カリフォルニア州サンタバーバラで外出する姿がキャッチされた。サンタバーバラは、メーガン妃がヘンリー王子や子ども達と生活するモンテシートからわずか8キロほどの場所に位置する。

メーガン妃はグリーンのベースボールキャップを被り、黒いトップスとレギンスに白いスニーカーを合わせた活動的な装いだった。サングラスをかけおり、ロングヘアは編み込みにしていた。

英メディア『Daily Mail Online』が掲載した動画では、メーガン妃がセキュリティガードとみられる男性とともに黒いSUVに向かって足早に歩く姿が映っている。

メーガン妃は片手にスマートフォンを持ち、左手首には故ダイアナ妃から引き継いだ腕時計を着けている。そしてその上には「カルティエ」の“LOVE”ブレスレットと、チャールズ皇太子(以下、当時)から贈られたダイヤモンドブレスレットを重ね着けしていた。

このブレスレットは英王室御用達ジュエラーBentley & Skinner」が制作したもので、合わせて2カラットになる92個のラウンド・ブリリアント・カットのダイヤモンドを連ねたものだ。

メーガン妃は2018年5月、ヘンリー王子とのロイヤルウェディング前夜に豪華ホテル「Cliveden House(クリブデン・ハウス)」に到着した際、初めてこのブレスレットを着用する姿が目撃された。そのためブレスレットは、義理の父親となるチャールズ皇太子からの贈り物だという話題が浮上した。

そしてロイヤルウェディングからわずか数日後、メーガン妃がチャールズ皇太子カミラ夫人(当時)とともに王室メンバーとして初めて公務を行った時にも、このブレスレットを着けていた。

さらに今年5月、メーガン妃がモンテシートの自宅近くでハイキングをした際にも、このブレスレットを着用している姿が目撃された。当時、ヘンリー王子はチャールズ国王の戴冠式に出席するため渡英しており、妃は友人達と一緒に外出を楽しんでいた。

このようにメーガン妃は、チャールズ国王に関連するイベントがある機会にブレスレットを着用していたことから、今回も国王に対するメッセージが込められている可能性があるとみられている。

王室暴露本の内容が波紋を呼ぶ中、王室に近い人物は夫妻が発言をするべきだと呼びかけたほか、王室コメンテーターはチャールズ国王とヘンリー王子の関係が「修復不可能なほどこじれたのでは」と懸念している

画像は『Invictus Games Foundation 2023年9月12日付Instagram「It was wonderful for The Duke and Duchess of Sussex to join us for the Family & Friends party」』『Clarence House 2018年5月19日付Instagram「The Prince of Wales accompanied Ms. Meghan Markle down the aisle of the Quire at St George’s Chapel in Windsor on the day she married Prince Harry.」、2018年8月4日付Instagram「Wishing HRH The Duchess of Sussex a very Happy Birthday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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