前節は首位レバークーゼンドルトムント引き分け、降雪により試合が延期された2位バイエルンとの勝ち点差を3に広げるに留まった。迎える第14節、3位シュツットガルト(勝ち点30)と首位レバークーゼン(勝ち点35)による上位対決が行われる。

シュツットガルトは前節、DF伊藤を負傷で欠いたもののFWウンダブ&FWギラシー弾でブレーメンに勝利、3連勝とした。ギラシー復帰後、連勝を再び伸ばしているシュツットガルトは火曜に行われたDFBポカールではドルトムント相手にやはりギラシー弾で2-0と快勝。ゴールマシーンと化しているギラシーが止まらない中、首位チーム相手にもゴールとなるか。

一方、ドルトムントを一方的に押し込みながらも引き分け止まりとなったレバークーゼンは、水曜に行われたDFBポカールではパーダーボルン相手にFWボニフェイス弾などで3-1と快勝。MFヴィルツが負傷交代となったが、シュツットガルト戦出場は問題ない模様。ほっと一安心の中、シュツットガルトとのシックスポインターを制すことはできるか。

そのレバークーゼンに何とか引き分けた5位ドルトムント(勝ち点25)は4位ライプツィヒ(勝ち点26)との上位対決に臨む。レバークーゼン戦では開始5分に先制点を奪ったもののその後は終始劣勢に。カウンターに持っていけないほどの守勢を強いられたが、敵地でのドローは悪くない結果。優勝争いに絡んでいくためには何とかライプツィヒとの上位対決をモノにしたいところだ。

降雪によってウニオン・ベルリン戦が延期となった2位バイエルン(勝ち点32)は7位フランクフルト(勝ち点18)と対戦。DFBポカールを敗退していたことも相まって思いがけない1週間半のブレイクとなったバイエルン。翌火曜のチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・ユナイテッド戦もバイエルンにとっては消化試合なだけにフランクフルト戦に全勢力を傾けられる状況。ここは必勝としてレバークーゼンプレッシャーをかけたい。

主砲FWグレゴリッチュのゴールでマインツを退け、リーグ戦5試合ぶりの勝利とした8位フライブルク(勝ち点18)は11位ヴォルフスブルク(勝ち点16)と対戦。ブンデスリーガではスッキリしない戦いが続いていただけに待望の勝利となったマインツ戦を機に勢いに乗りたいところ。MF堂安はベンチスタート予想だが、ヴォルフスブルクを下し、首位通過の懸かった木曜に行われるヨーロッパリーグ(EL)ウェストハム戦に臨みたい。

前節ヴォルフスブルク戦、FW浅野が先発した中、今季2勝目を挙げた12位ボーフム(勝ち点13)は6位ホッフェンハイム(勝ち点20)と金曜に対戦する。5試合負けなしとし、下位からの脱出が図れつつあるボーフム。上位に位置するホッフェンハイム戦は厳しい戦いが予想されるが、浅野の活躍で勝ち点を持ち帰れるか。

ブンデスリーガ第14節
▽12/8(金)
《28:30》
ホッフェンハイムvsボーフム

▽12/9(土)
23:30
フランクフルトvsバイエルン
ハイデンハイムvsダルムシュタット
ブレーメンvsアウグスブルク
ウニオン・ベルリンvsボルシアMG
ヴォルフスブルクvsフライブルク
《26:30》
ドルトムントvsライプツィヒ

▽12/10(日)
23:30
シュツットガルトvsレバークーゼン
《25:30》
ケルンvsマインツ

首位通過をかけた久保所属ソシエダ戦、三笘所属ブライトン戦など
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